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自転車の鍵を破壊して分かった おすすめの【鍵の選び方】と【最強の鍵】

コラム

そもそも、自転車屋さんにある鍵で自転車は守れない

一般の自転車屋さんに置いてある鍵は、数百円~1千円代のワイヤーロックが中心。高級自転車を扱う店でも4mm程度のチェーンロック程度。バッグに隠せる300mm程度のボルトクリッパーならどちらも一瞬で切断できるのだから、そんな鍵は意味を持たない。

その事実に気づかないと自転車は守れない。自転車を盗られてから反省しても遅い。

数々の鍵を購入し、破壊し、格付してきたからこそ分かった本当の「鍵の選び方」と、失敗しない「最強の自転車の鍵」をランキング形式にしてまとめてみた。

選び方① ショッピングサイトの自転車の鍵、売れ筋ランキングで鍵を選んではいけない

Amazonでも楽天でもランキングの上位に来ているのはだいたい安い鍵。Amazonでも上位30ぐらいまでは約3000円以下の鍵。

ここのブログの格付ランキングを見てもらったらわかる通り、安い鍵が破壊テストの上位ランクに来ることはほぼない。

「売れている=みんなが安全に思っている」ではなく、「売れている=安いだけ」。と認識しておいてほしい。極端だが鍵の価格と安全性は比例すると思っていても間違いない。

選び方② ワイヤーロック(ケーブルロック)だけは買ってはいけない

安いし軽いし使い勝手良いしと思い、この格付ランキングでも常に最下位にランクされている「ワイヤーロック」を購入している人が多いと思う。

しかし、安い自転車ならまだしも数十万円の自転車に、100円ショップで買えるレベルのニッパーでも数分かからず切断できるレベルの鍵は買うべきではない。どのワイヤーロックもポケットに入る小型のボルトクリッパーで1分かからずに切断できてしまうのだから。

避けるべきと分かっているならぜひ避けてほしい。とくに恐怖心を煽りたいわけではないが、数十万の自転車は数百円、数千円では守れない。

選び方③ 窃盗団が購入する工具の価格よりも安い鍵は買ってはいけない

プロの窃盗団が使う小型の300mmボルトクリッパーで2000円、中型の600mm程度で6000円、大型の750mmで1万円、特大の1000mmで1万5000円で買える。

サンダーや油圧カッターなどの電動工具で1万円〜。

攻撃するより守る方が大変なのだから、相手が使う工具の価格以下で守られないのは容易に想像がつく。例えば、大型ボルトクリッパーに対抗したいと考えるなら1万円以上は必要と考えておかなければいけないと思う。

数十万のお金を持っていれば普通は銀行に預けるだろうし、家に置くなら見えない場所に隠すか、ちゃんとした金庫を用意するはず。窃盗団にとっては自転車がお金に見えているのだから、同じレベルで考えるべき。 

自転車の鍵選びで大事なのは、この鍵で盗られたなら諦められると思える鍵を選ぶべき

 では、実際にどれを買えばいいのか。

1位。 最強は家の鍵(室内保管)

いきなり自転車の鍵のじゃないのかよ。という感じだが可能なら室内に保管しておきたい。説明はいらいないと思うが、さすがに家に侵入してまで自転車を盗もうと考えるひとは少ない。

自転車置けるほど玄関広くないし、というひとは室内における自転車用のハンガーを購入する方法も選択肢のひとつとしていれて置きたい。

部屋のサイズや形に合わせて横置きと縦置きと選べる。Amazon等で一番口コミの評価が良さそうなのはこのあたり。

2位。 金で解決、ガレージ保管

自宅など室内に保管できない時はガレージ保管という手もある。一戸建てなどで庭がある人は簡易のガーレンジを購入するのもひとつ。ガレージの良いところは、盗難者の目線から隠せるのはもちろん、雨や日光などから自転車を守ることもできる。

1万円以下のガレージは下記のようにビニールなので高級自転車に目を付けられるとアウトになる。そんな心配がありそうな場所のときはしっかりとした倉庫のタイプをおすすめする。

正直↑これが欲しい。ガルウイングみたいに上に蓋を開けるのがなんか楽しそう。でも高い、、いつか庭付き一軒家に住んだときは買いたいな、

また、週末にしか自転車に乗らないというひとは、下記のようなバイク専用ストレージがあるトランクルームをレンタルするのもありだと思う。

盗難保険のある会社もあるようなのでまたじっくりと調べてみたいと思う。

とはいえ、住んでいる場所によると思うので近所を確認してみても良いかと。少し調べてみて比較的全国に展開してそうな会社を試しにひとつピッツアップしてみた。

『ハローストレージ』【公式】

3位。 毎日同じ場所に停めるなら、バイク用のロック推奨

マンションや会社の駐輪場など毎日同じ場所に停めるひとは、同じリズムで自転車が置かれているため、窃盗団も安心して狙うことができる。

やむを得ず同じ場所に置かざる終えないなら金と重さにものを言わせるしかない。下記のようなバイク用なら鍵だけで17kgあったりするので、まず通常の工具では太刀打ちできない。もちろん、持ち運びができないので自宅や移動先に保管しておくことになる。

価格も自転車並みなので買う勇気がでない人がほとんどだと思うが、この鍵以上の値段の自転車を放置するしかない場合はやむを得ない選択になるのだと思われる。

4位。 出先での安全を求めるなら、U字ロック推奨

お出かけ中に自転車を駐める必要がある時の安全性を求めるならU字ロックを使いたい。自転車用の鍵で最強と言われているのが下記のABUSの「540」とクリプトナイトのニューヨークロック3000」。

どちらも各メーカーの最強レベルとしてラインナップされている商品で、特大のボルトクリッパーでも切断できないほど頑丈に造られていて大概これを見るとびびると思われる。もちろん、バイク用と比べると強度は落ちるがその分1.5キロ~2キロ程度まで重量が軽くなる。

デメリットはサイズが大きく、折りたたんだり、綺麗に収納できないので、バッグに入れるか、このままフレームに固定することに。

「最強の鍵とは」と偉そうなことをタイトルで書いたが、結局定番のこの辺りの鍵に落ち着いたのは申し訳ないところ。

もちろん、これ以下のレベルでも十分なのだが、最強というカテゴリーであればどのサイトでも間違いなく登場する代物だと思う。

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追記:ランクは気持ち下がるがもう少しコンパクトで、最強に近いグレードのものをもうひとつピックアップ。どちらを選ぶかは、在庫のありなしとサイズ、デザインで選んで大丈夫かと思う。

5位。 使い勝手と安全の妥協ラインを考えるなら、ABUSの多関節ロック

室内は無理、近くにガレージがない、移動が多い、U字ロックは使い勝手が悪い、という人に残された選択肢は「ABUS6500」ほぼこれ一択と言える。

私も使っている鍵で重量もそれなりにあるが、U字ロックの不便さを解消できて地球ロックを考慮するとこれが最良の選択。

多関節だけあって折りたためるので自転車のフレーム付けさえすれば邪魔にもならない。1.5キロという重さはロードバイクにはきついと思うが盗難されるよりはましかと思う。

このシリーズに下位モデルにABUS6000があるが先日の切断実験で大型ボルトクリッパー対策にはならないと格付したため高級自転車にはおすすめしない。

6位。 軽くて強い鍵は、金を積めば買える(要輸入)

耐久性と強度の最強を求めると必ず鍵は重くなる。これを解決する方法はひとつ。金で解決すること。

少し前に発売された「Altor 560G」はその代表格でチタンを使った強度が高い鍵にも関わらず、重量が560gしかない。多関節の弱点である関節部分も刃が入りにくいように工夫されており、よく考えられている鍵のひとつだと思う。

日本ではまだそこまで使っている人がいないと思われるので、レビューも少ないが写真で見る限り悪いモノだとは思えない。

その代わり価格が2万円強と高めの設定で、現在購入するには基本海外から取り寄せになる。

現時点だと、詳細は不明の部分も多く、実物を見れないので順位としては6位にいれることにした。

7位。 なし

え?チェーンがでてなくない?と思われたひともいるだろうが、チェーンは強度を上げるとU字ロックや多関節よりも重くなり非効率。軽くすると細くなり小型のボルトクリッパーで切断できてしまい役不足になる。

U字ロックかワイヤーかみたいな時代ならチェーンでも良かったが多関節がある今、あえて選ぶ必要性は薄いと考える。

また、自転車固定式ロック(リング錠)はそもそも固定物と繋げる地球ロックができないので、高級自転車用の鍵として購入する意味は無い。

番外編。 1kg程度で強めの鍵

もう最強の鍵うんぬんではなくなるが、現実的に考えて最強の鍵の重量が無理なら、このへんで手を打とうか、、というラインをひとつ紹介しておきます。

 Evolution Mini-7は、このブログでも実験している鍵。U字ロック自体なら1kgを下回る重さで、上記「540」には及ばないが中々の強さで中型ボルトクリッパー程度なら余裕で耐えられる。

ただ、これに付属するケーブルロックはニッパーで切れる低レベルなので、地球ロックする際は、必ずU字ロックを使うこと。ケーブルロックはフレームとホイールを繋ぐなどパーツの盗難防止として使うこと。逆だと無意味に。。

 

もっとシックなものないの!?という人はこの商品もありかと思われる。重量も900gと1kgを下回るが、ABUSのランクでもレベル12/15をマークする。価格がEvolution Mini-7よりも2倍近く高いためデザインが気に入る以外で選ぶ理由は少ない。

ABUSもクリプトナイトも海外メーカーのため、国内取り扱い製品は代理店が取り扱うものか、並行輸入されたものしかない。直接海外から買えるひとはもっとバランスの良い鍵もあるので、ぜひ各メーカーページからチェックしてほしい。

補足。

上記で羅列した最強の鍵は大型のボルトクリッパーでも容易に切断できないレベル。

とはいえ、4位以降はサンダーや油圧カッターに耐えられないケースも考えられるため、停め方や鍵の付け方には注意しておきたい。

安全性を優先した自転車の停め方、鍵の掛け方については改めて書きたいと思う。

結局、自転車用の鍵で私がおすすめできる最強の鍵は5つ(+強め2つ)しかなかったので、おすすめした鍵だけではちょっと、、という人は、鍵の格付ランキングのできるだけ上位から選ぶようにしてもらいたい。

高級自転車におすすめできるような価格の高い鍵の実験数がほぼ皆無のが、ただただ申し訳ないが。。

ABUS(アブス) Bordo 6000を格付してみた

レビューと実験

ABUS(アブス) Bordo 6000 ブラック 長さ90cm

購入時の価格は¥  12,929

LENGTH:900mm
THICKNESS5mmブレード
LEVEL SYSTEM:LEVEL10
WEIGHT1,220g(900mm)

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「レビュー」

多関節ロック(プレートロック)の代名詞ともいえる定番の商品「ABUS Bordo 6000」になります。

ABUSではBORDOシリーズのバリエーションも豊富で、もっと頑丈な鍵や軽い鍵など色々ありますが、その中でも重さと強度のバランスが一番取れているのではと思われるため、購入を検討しているひとも多いのではないでしょうか。

価格は13000円とかなり高めの部類になります。

私が個人的に購入したときの購入経緯などは、過去にもう一つのブログで書いているので、そちらも見てみてください。

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昨年購入してから約半年間使用しました。さすがにかなり汚れています。グレー色になっているゴムのようなプラスチックのカバーが特に汚れが目立ちます。

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 鍵はスペアと併せて3つ用意されているので特に問題はないと思います。「ABUS6500」などで使われているX Plusシリンダーではなく、普通の鍵が付いています。X Plusシリンダーが付いている「Bordo Centium 6010」もありますが価格が2万円近くします。

ディンプルでもないのでピッキング性能は少し劣るかもしれません。

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ロックの仕方はプレートを本体に差し込んで鍵を回すというオーソドックスなタイプです。一回転させるので多少めんどくささはあります。

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プレート部分もしっかりと固定されていてプレート同士の隙間もほとんどありません。プレート同士の滑りもよく引っかかりなどもないためとても使いやすいです。

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鍵の内径もメジャーで測ってみました。前回計測したサイズと同じですね。このぐらいのサイズがあれば地球ロックでも困ることはあまりないと思います。

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実用に近い、六角に広げたときの広さも念のため計測しておきます。

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手元に今後実験予定の「ROCKBROS(ロックブロス)」の多関節があったので、並べてサイズ感を比較してみました。価格帯が違うのであれですが、やはりしっかり感は「ABUS Bordo 6000」のほうがあります。

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実際に自転車に付けてみました。思ったより広々としているのが分かります。

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広すぎて逆に怖くなるほどですね。次の「実験」で出てくる動画を見ると、このゆるゆる感の怖さを感じてもらえると思います。

「実験」

多関節ロックの弱いところは関節部分のみです。この関節部分を切断していたりする動画がYouTubeなど多数あります。実際本当に切断可能なのか、どの程度まで耐えられるのかを少し詳しめにレビューしていきたいと思います。

上記動画で使われている青色のボルトクリッパーのタイトルに表記されている30とは、30インチのことなので、750mmのボルトクリッパーで間違いないと思います。

前回購入した実験用のボルトクリッパーと同じなので同じような結果になるのではと予想しています。

300mm程度のボルトクリッパーではまったく刃がたたず。

これは想定内なので。

さっそく750mmの大型ボルトクリッパーで実験を開始します。

 自転車に付けた状態で切断に取りかかります。まずは定番のプレート部分をガッツリ挟み込み、ボルトクリッパーを縦にして片方を床に置き、体重をかけていきます。

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汚れの中にあるくぼみが跡形なのですが、ちょっと切ない感じですね。まったく切れる気配がありません。プレート自体は5mmと細いので刃が重なり合う寸前まで閉じるのですが、そこから先には進めませんでした。

でも、これも想定内。

関節部分を攻撃します!

自転車に付けたままで実験を継続します。関節の角度が広いままでボルトクリッパーの刃を入れていきます。ん、、すべる。

750mmのボルトクリッパーを最大限に広げたサイズとABUS6000のプレートサイズがほぼ同じ、、周りのプラスチックのカバーが邪魔で挟みこめません、、このカバー固い、、時間が5分経過、、

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今現在、動画よりも少し広めのこのぐらいの角度で切断実験を行っていますが、無傷に近いです、、

埒が明かないので、実験方法を変更します。

刃がギリギリ入らないということで、ボルトクリッパーを鍵に押しつけることで刃を中に入れていきます。自転車のフレームに鍵を押しつけたくなかったので、板を間にいれ、自転車を壁側に移動します。

するとどうでしょう。プラスチックのカバーがみごとに破れ、本体のプレートが向きだしになってきました。

イケる!と思いいっきに切断に取りかかりますが、関節部分の角度が広いため、カバーを外してもまだ刃が関節の中心部を捉えられません。このあたりで10分経過、、

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現在、こんな感じです。ぐちゃぐちゃです。ちなみに上の写真のボルトクリッパーの刃の広さが、一番広げた状態です。

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裏側も同じく、、

動画と同じ条件にして実験します

 ここからは、動画と同じようにゆるゆるの地球ロックをしたと想定して実験を行います。角度を少し狭めます。時間計測もゼロからスタートします。

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さすが2回目になると作業も早くコツを掴んでいます。まずはグリグリとプラスチックのカバーをかき分け関節部分に刃を挟んでいきます。リンクの中心部を刃が捉えると切断できるはずなので、じっくり入れていきます。

時間にして3分経過、、さきほどよりもどんどん刃が入っていきます。途中で何回か刃を入れ直して入念に実験を行います。

5分が経過したぐらいには、あ、イケるという感じになってきました。

動画と同じようにレディゴーします。

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バスっと切断できました。ここまでくると軽く握るだけで切断できました。

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プレート同士を外してみました。約8分。動画よりかなり時間がかかってしまいましたが同じような結果になってしまいました。

 

間接の細部を研究します

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やはり間接部分はこのピンのみで留まっているようです。

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ピンのサイズは約7mmなので つぐのブログで確かめたサイズと一致します。

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プラスチックのカバーを除いてプレートをむき出しにしてみました。カバーは柔らかそうに見えるのですが手では剥がせず、ニッパーを使ってちぎっていきました。

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重ねてみました。隙間がぴったりと無くなるようにカバー分だけ関節部分が飛び出しているようです。凸の直径は約15mmあり、その周りに2.5mmほど余っています。ちゃんと考えられて作られています。

ボルトクリッパー300mmで切断できなかった理由

手元にあるボルトクリッパー300mmの製品限定の理由かもしれませんが、

実は、この凸の隙間が300mmのボルトクリッパーが挟めなかった理由の一つになっていると思われます。どこまで計算されて付けられたのかわかりませんが、、

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これがピンで繋がっている状態(カバーのみ除去)のものです。

ボルトクリッパーの刃は肉厚なので、300mm程度の刃先だと先に縁に当たって刃が掛からないという現象になっていたようです。

さらに、凸があるためピンを直接攻撃できません。そのためピンを切断するというよりは、両サイドから圧をかけてピンに触れずにちぎらなくてはいけません。しかし、刃の長さも足りず力が加わらなかったのだと思います。

ピンだけなら刃の肉厚がないニッパー、金ノコでいける?

軽くそんな気がしてピアノ線も切られるニッパーを取り出してみましたが、ニッパーの刃は包丁みたいに垂直ではなため、縁と凸が邪魔して刃が届きませんでした。。

では、刃が垂直な金属切断用ノコギリなら簡単ではと思い、刃を入れてみました。金ノコの刃は0.7mmあるのですが、プレートの隙間が0.7mmもあるわけなく凸を切るはめになり、5分ほどキコキコとチャレンジしましたが手動では削れず諦めました。

AA ゴールド「カフェぐらいならいけるかも」

内心 、もう一段上の「AAAプラチナ」までいけるかも、いってほしいと思っていましたが、思いのほか残念な結果になってしまいました。

条件を変更して二度実験を行ったとはいえ、大型ボルトクリッパーの壁を越えることができませんでした。

格付としては、AA ゴールドになります。

 もちろん、この鍵がNGということではありません。

同じゴールドの格付けの中では他のU字ロックよりも難易度が圧倒的に高かったため、一番上位にランキングされます。

実験結果からも分かるようにABUS6000をボルトクリッパーで切断しようと思うと、刃のサイズ的に750mmのサイズが必要最低限になります。

つまり、これ以下では切断は難しいと思われます。このサイズを持ち歩くのは業者かプロの窃盗団ぐらいでしょうから、よくいる衝動的な盗難には無敵に近く、地球ロックをゆるゆるにさえしなければ750mmでも切断はかなり不可能に近くなります。

 地方などプロの窃盗団がほぼいないと思われる地域では十分有効だと考えます。

もちろん、1000mmのボルトクリッパーや油圧カッター、サンダー等、さらに上の強敵もいるので決して油断はできません。マンションの駐輪場や長時間放置する際は、もっと強固な鍵を選択する方がいいと思われます。 

おまけ

常用しているABSU6500が手元にあったため、同じ条件下ではどうなるか気になったので少し刃に当ててみました。

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750mmのボルトクリッパーを最大に広げた状態ですが、まったく刃がかかる様子がありません。間接どころかプラスチックのカバーを削れるのか?という感じになりました。

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完全に折りたたんだ状態でも同じですね。

750mmは刃を完全に広げた状態の刃先が約20mm少し。ABUS6500は約33mmの幅があり、つぐのブログのレビューでも間接の周囲に直径25mmのプロテクションがあると思われるので切断はまず難しいと思います。1000mmクラスのボルトクリッパーならもう少し刃が広がるので、実験してみたい気もしますが、、いつの日か、、

GIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ) WD-870 Uロックを格付してみた

レビューと実験

WD-870 スチール U ロック

購入時の価格は¥ 2,160

「スペック」

素材:スチール
内寸:L200×W105mm

外寸:L260×W150mm
重量:790g

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「レビュー」

AmazonのU字ロックのランキングではパルミーなどの小型軽量級か、ABUSなどの大型重量級が上位を占めていますが、その中でポツンとした存在感で目に付いたのがこのU字ロックです。

縦260mm、横150mmと大型の部類にもかかわらず、重量が790gと1キロを切っています。このクラスで大型軽量級という少し珍しかったので購入してみました。

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まず、細部からチェックしてきます

アーム部分はゴムで覆われていて六角の形をしています。保護用のゴムは通常丸が多いので珍しいですね。厚みがあるのでフレームに当たっても傷が入りにくいというのは良いです。

ロック部分は差し込み型で鍵を回すとアームのくぼみに入り抜けなくなる仕様です。ロック部分にもプラスチックのカバーが付いており、傷が付きにくいように配慮されています。約4mmの極厚カバーなので直径で33mmほどの太さになっています。

このあまりの厚さのおかげでロック部分を壊そうという戦意は喪失気味です。。

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鍵は3本付いているので自宅、会社、持参と分けられて便利です。ディンプルではないですが裏表どちらでも挿せるようになっています。

ただ、何度か抜き差ししているときに鍵が回らないことがあったので精度に少し不安は覚えます。もちろん、何度かグリグリしていると回りましたが、、

 

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内径もほぼスペック通りです。

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850mmのABUS6500を横に置いてみました。ほぼニアリーなサイズ感です。

このぐらいの長さがあれば地球ロックもしやすいと思います。

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自転車に付けてみました!これは付けやすいです。自転車をポールに寄せなくてもいいので楽です。

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この広々空間!小型のU字ロックにはない快適さ。

しかし、U字ロックの隙間だらけだとロングパイプやジャッキ等を入れられ破壊される危険性が出てきます。なので、本当はギリギリを攻めるほうが安全です。この辺はU字ロックの難しいところですね。

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ちなみにアームのスチール部分は約10mmになっていて、それを2mmほどのゴムで覆って14mmになっています。「Evolution Mini-7」は15mmなので外装の厚さはほぼ同じですね。

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この厚さがどうでるか少々不安ですが、実験に移りたいと思います。

 

「実験」

前回の「Evolution Mini-7」では見事にボルトクリッパーを破壊されてしまったので、今回は期待と不安が混じり合いながら実験を開始します。

ちなみに今回からボルトクリッパーが新しくなっていて、今までの軟線用から硬線用に仕様が変わっています。

では手始めにミドルクラスのボルトクリッパーでチャレンジします。刃を入れると厚みのあるゴムがズルリと破れ10mmのスチールが顔を出しました。刃を広げたサイズの方が大きいので包むように刃を入れていきます。が、、かなり滑ります。

1mmに満たない傷ができただけで力がアームに力が伝わりません。膝部分でとめている鍵を一旦外し、地上50mmのところに付け替えて切断を試みます。

上から押さえつけるように力を入れますが全く刃が立ちません。そんなこんなで10分経過、、

大型のボルトクリッパーに持ち替えて再度チャレンジします

さすが大型だけあって刃の広がりはかなり大きいです。しかし、両腕だけでは腕力が足らず、、。片方を床に置いて体重をかけてみます。2.3度体重がかかったところでバツっと刃が閉じました!

切れた?と思ってゴムをかき分けて見ると見事に切断できていました。

思いのほか早かったので多少残念ではあります。時間にして約2分でした。

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AA ゴールド「カフェぐらいならいけるかも」」

ワイヤーカッターや中型のボルトクリッパーには鉄壁の守りをみせた「WD-870 Uロック」ですが、大型のボルトクリッパーには瞬殺されてしまいました。

格付はAAゴールドになります

実験の結果から、衝動的な窃盗犯やバッグ等に工具を隠し持っている程度の相手には安心できるスペックだと思われます。その一方でハイエースなどからサクッと降りてきてバスッと切って持ち去るようなプロや、油圧カッター、サンダーを使う相手にはまったく刃が立ちません。

長時間駐車するようなときや、マンションの駐輪場に停めるような時は、もっと強固なU字ロックを使うべきでしょう。数十万するような自転車はできれば室内保管、無理なら「ABUS(アブス) GRANIT X-PLUS540」のようなガチなものが良いと思います。二度と買えないような価格の時はバイク用の鍵がおすすめです。

 

ちなみに、今回購入した大型のボルトクリッパーで「Evolution Mini-7」も再検証してみたのですが、素材が違うのか、サイズの影響なのか、こちらは体重をかけてもジャンプしてもまったく刃が立たちませんでした。

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左が「Evolution Mini-7」、右が「WD-870 Uロック」です。太さも結構違いますね。

価格も二倍以上違うので同列では評価できないのですが、もう少し粘ってほしかったというのが本音です。

ただ、同じ格付内にいるパルミーやパナソニックのU字ロックとは違い、10分たってもほぼ無傷で達成したことを考えると、この軽さと価格ではコスパがいいのではないでしょうか。

大型のボルトクリッパーを考慮しなければ買いな選択だと思います

パナソニックのU字ロックと同じ価格ですし。重量は倍ですが、、

やはり強度と重量は比例しているという事実をほんと思い知らされますね。この法則から脱却できるとしたら、例のチタンを使った高級ロックに手を出すしかなさそうです。 

自転車の鍵に必要な【幅】や【長さ】を調べてみた

コラム

自転車の鍵に必要なサイズを計算!

自転車の鍵選びで強度の次に悩むのがその「サイズ」。

長すぎると邪魔だし重たくなるし、短すぎると届かなくて意味ないし、、。

ということでご近所周りのポールサイズを測って平均値や中央値を出せたらなと思う。

もちろん、計測する場所によっては地球ロック禁止や法律違反もあると思うので、実際に停めることを目的にするのではなく、あくまで必要最小限のサイズ感を割り出すことを目的に実施してみようと思う。

計測方法は写真を撮ってポールの円周を計測、計算で直径を割り出す。

 

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先に結果報告!

◆現在の平均値 円周373mm、直径119mm

◆現在の中央値 円周220mm、直径70mm

◆現在の最頻値 円周190mm、直径60mm

 

サンプル数は少ないが中央値の数値は「コンビニにあるポールのサイズ240mm」と「路上の標識ポール200mm」の中間値になった。

人によっていろいろなケースが考えられると思うが、一旦最低限のサイズを決めるなら「コンビニにあるポールサイズ」ここが汎用ラインになると思われる。

 

ポールサイズを測るまで横幅ばかり気にしていたが、U字ロックは奥行きの長さで地球ロックできる場所がかなり制限された。実は奥行きの確保もかなり大切なんだなと実感。

例えば、コンビニに停めようとすると Evolution Mini-7の内径の長辺が180mmなので、約80mmがポールに取られ、残り100mmで自転車のフレームを固定することになる。密着させたとしてもギリギリ可能な範囲かと。

パルミーやパナソニックのU字だと1300mm程度なので即アウト。このあたりのコンパクトな鍵はやはりホイールとフレームを繋ぐ等のサブ使用がおすすめされる。

人気のABUS1500などはほぼどこでもイケるということが分かった。

 

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地球ロックするために、最低限必要なサイズは

 円周500mm以上、内径の幅80mm以上、内径の縦160mm以上

内径の横幅は約80mm以上、縦は自転車のフレーム幅とターゲットとの距離にもよるが、約160mm以上あれば中央値と最頻値を超えるので、地球ロックも不可能ではなさそう。かなり条件は厳しくなるとは思うが、、

円周はU字かプレートかワイヤーかによって多少変わってくると思うが、U字ロック以外はそんな短い鍵はないので、U字ロックを購入する際の参考にしてもらえたらと思う。 

 

検証サイズ一覧

  円周 直径
  160mm 50mm
  180mm 57mm
  190mm 60mm
  190mm 60mm
  190mm 60mm
  200mm 63mm
  240mm 76mm
  240mm 76mm
  470mm 160mm
  580mm 184mm
  660mm 210mm
  1170mm 372mm
平均値 373mm 119mm
中央値 220mm 70mm
最頻値 190mm 60mm

 

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とりあえずサイズを測ってみる

 しばらくの間はメジャーを持ち出して、目がとまったポールを測りたいと思う。気にしすぎだと思うけど、ふと立ち止まって写真撮ってメジャー巻き付けてたら完全に不審者だよね。。

 

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円周は160mm、直径は50mm

水路のそばによくある柵です。意外と細い印象ですね。ただこの手のポールは白い塗装が確実に鍵に付くのでここには停めたくないんですよね、、

サイズ的には細いU字以外はほぼいけるサイズです。

 

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 円周は180mm、直径は57mm

公園の柵です。網の部分はパチッと切れそうなのでパイプの部分を測ってみました。

U字の形や太さによっては取り回しができないかもです。ABUS6500みたいに幅広プレートだと編み目に入らない可能性も出てきます。

 

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円周は190mm、直径は60mm

ショッピングモールなどにある自転車スペースのポールです。

このサイズなら自転車のフレームが太すぎない限り、幅寄せすれば小さめの「PALMY(パルミー)」や「Panasonic(パナソニック) 」のU字ロックでも比較的留めやすいと思います。ただ水平になっている横パイプは高さが合わないとまず留められません。縦のパイプを利用すると、どの自転車でも留めやすいと思います。

こういうのを色々なところに作ってほしいですね。

 

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円周は190mm、直径は60mm

同じくショッピングモールなどにあるポールです。

これはバイクをおけるスペースの仕切りで使われていました。

こちらも太いポールは上記と同じサイズです。

 

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円周は190mm、直径は60mm

バス停などの標識に使われていたポールです。ここに地球ロックする人は少ないと思いますが、目についたので撮影しておきました。

直径も60mmと標準的ですね。

 

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円周は200mm、直径は63mm

よくある標識が付いているポールです。

周りの雑草がのどかでいい感じに生えてますね。

ポール自体はかなり高さがあるので上から抜くことは不可能。

太さも63mm程度なので比較的どの鍵でも問題なく使えるでしょう。

 

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円周は240mm、直径は76mm

コンビニのサンクスにあったポールです。意外と太いですね。横幅はどの鍵も問題ない範囲だと思いますが、PALMY(パルミー) のように縦が130mm程度だとフレームまで届かないケースが多い気がします。 Evolution Mini-7が180mmほどあるので、コンビニによくいく人は考慮した方が良さそうです。

 

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円周は240mm、直径は76mm

コンビニのセブンイレブンにあったポールです。意外にも上のサンクスと同じサイズですね。最低限このサイズはクリアしておくと安心なラインのような気がします。そうなるとU字ロックだとアルミ系は全滅、、悩ましいです。

 

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円周は470mm、直径は160mmと75mm

駐輪場の雨よけの柱です。丸ではないですが地球ロックすることも多いと思うので入れてみました。結構太いんですよね、、U字だと基本的にアウトだと思います

 

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円周は580mm、直径は184mm

歩道にポツンと立っている電灯の柱です。下部の太めのところで測っています。

580mmは中々微妙です。900mmあるABUS6000ならギリギリいけるかと思いましたが、幅が足りないのでプレートが横に広がり、手前にフレームを収納するまでの隙間が作れませんでした。ABUS6000の1200mmなら問題なく囲めそうです。 

 

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円周は660mm、直径は210mm

小さめの電信柱です。魚の背骨のような変なシミが気になります。。

なんでしょうね、ヒビでもないし横に広がるシミ?

この辺りから短い鍵はNGゾーンになります。人気の「ABUS(アブス) 1500」は1100mmあるのでクリアできそうです。

 

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円周は1170mm、直径は372mm

よくある普通サイズの電信柱です。

これに地球ロックするひとはいないと思いますが、停めるなら1800mmクラスの「DR-180」や「crops(クロップス) Q3」などのワイヤーロックぐらいでしょうか。

ただこの辺りになると鍵自体の強度が心配になります。ちなみに「ABUS(アブス) 1500」や「クリプトフレックスケーブル」では自転車まで届かないので無理です。

自転車の鍵に必要な【硬さ】と【サイズ】を調べてみた

コラム

必要な条件は硬さとサイズ

ある程度防犯性能の高い自転車の鍵(鍵の格付ランキング )では『Aのシルバー以上』もちろん地球ロック必須)にとって、強敵は切断される恐れのあるボルトクリッパーと電動工具

これらに対応できれば少なからず盗難される可能性が下がる。

そこで重要なのが硬さ(強度)とサイズだと考えた。

硬さは鍵メーカーが好評していないので実験するしかないが、サイズは好評されているのでそこから安全なサイズも割り出せたらと思う。

天敵、ボルトクリッパーについて調べてみた

メーカーのよくある質問のところにこんなことが。。
http://www.mcccorp.co.jp/catalog/qa/right1.htm#shosai104

詳しく読むと、軟鋼線材切断用、硬鋼線材切断用とある。私が使っていたのは軟鋼線材切断用のようだ。

しまった、、しかしそれで切れてしまっていた数々の鍵の存在、、、

刃がボロボロになったし、次は硬鋼線材切断用のものを購入して実験しようと思う、、

 

そして、切断できる硬さやサイズもものによって大きく違うようだった。

ネットで工具をざっくり検索したところ、下記のようなスペックが一般的だった。スペックの見方については素人なので間違えているかもだけど、HRBは軟鉄の強度指標。HRCは硬鉄の強度指標のようで、それぞれにレベルがあり数字が高いほど硬いっぽい。

 

工具のスペックから必要な硬さとサイズを考える

◆ボルトクリッパーのなかで900mmクラスの切断できる硬さはこんな感じ。
 80HRB軟線18mm、20HRC硬線15mm
 80HRB軟線16mm、48HRC硬線:7mm
 80HRB軟線:19mm、40HRC硬線:10mm

◆鉄筋カッター

 最大16mmまで切断 鉄筋(D16)

◆油圧カッターの中でもハンディタイプの強度指標がこちら
 切断能力:16t
 切断範囲 平均~16mm 最大~22mm

◆サンダー、グラインダー、電気のこぎり、丸ノコ 無制限

 

 最強のU字ロックと言われている「Granit X-Plus 540」は公式で14トンに耐えるといわれているが、油圧カッター、サンダーに勝てず。もちろん、切断できない鍵はないと言う前提ではあるものの少々辛い。

 

ということは油圧カッターやサンダー対策は無謀な挑戦であり、完璧を目指すとバイク用などに見られる数キロ系の鍵が必要になると思われる。。それでもあくまで時間稼ぎにしかならないのであれは1キロを超える自転車の鍵は、オーバースペックと言えるかもしれない。

そこで自転車用で考えた硬さのベストバランスは

窃盗で使用される頻度が高いボルトクリッパーまでをベンチマークし、その中でも最大クラスのサイズ900mm、1000mmサイズでも切断できない硬さを考えた方がよさそうだ。

スペックは、HRC50~60程度あり、その硬度の場合のサイズは10~15mmほどが丁度よいと思われる。

たしかにU字ロックはそのくらいのサイズが多い気もする。

ただ、ボルトクリッパーのスペックは複数回使用の耐久性を考慮した数値になっているようなので、実際にはもう少しバッファをみた硬度が必要なのかもしれない。。

工具が使えないサイズについても考える

上記では、工具で切断できる硬さからの必要スペックを考えてみたが、超ハイスペック工具を持ち出された際でも、挟み込めなければ切ることはできない。そもそも挟めないサイズを考慮することも必要なのではと思った。

そのサイズとは、ハンディの油圧カッターで検索された最大切断サイズが約22mmなので、それを超えた25mmほどあれば、回転系の工具以外は太刀打ちできないのではないか。

 

そう考えるとHRC50~60程度あり、サイズは25mm少しがベストな気がしてきた。

そんな極太で硬い鍵なんか自転車用でねえよ、、

 

あれ「BORDO GRANIT X-PLUS 6500 」。。

プレートのジョイント部分って25mmだったような、、あ、あいつもしかしてU字ロックよりも安全なのか?もしかして、あいつ本当に最強なのか?

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そんなことを思った今日このごろでした、

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実際にスペック等からABUS6500を検証しています。

今日本で買える最強クラスの鍵をピックアップしてみました。

人気の鍵を格付してみました。

KRYPTONITE(クリプトナイト) Evolution Mini-7 U字ロックを格付してみた

レビューと実験

Evolution Mini-7 U字ロック

購入時の価格は¥ 5880

「スペック」

178x83mmのコンパクト型 Uロック

硬質13 mm Kryptoniumスチール製

実測重量:本体のみ982g

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「レビュー」

クリプトナイトのU字ロックで人気のあるものといえばこれです。

「KRYPTONITE(クリプトナイト) Evolution Mini-7 U字ロック&フレックスケーブル」のセットは、Amazonで常に上位にきています。価格は前回検証したフレックスケーブルが付属して5880円とまぁまぁな値段です。U字の上位モデルは1万越えも多いので、比較すると比較的安価な存在ではないかと思います。

単体での販売もありますが、セットの方がコスパがいいですね。

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鍵は現在下記のような特殊な鍵を使用していて、ディンプルキーと同じようにどちらの向きから指しても開くようになっています。このあたりは便利です。鍵もライト付きと予備と併せて3つあるので十分かと思います。

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鍵穴にはクルクル回るプラスチックのカバーが付いているので鍵を閉めた後にサラッと回転させておけば汚れが入りずらい仕様になっています。ただ、これが逆に鍵穴を見つけられず、イラッとすることも多々ありました。。それでも回しておいた方が後悔はないと思います。

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実際にU字ロックの内側にメジャーを入れてサイズを見てみます。

高さは約180mm、横は約80mmです。よくコンビニにある細いポールぐらいなら通るサイズかと思います。直接地球ロックできるかどうかは、自転車のフレームとの距離の兼ね合いもあるので悩ましいところですが。

 

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単体でみると以外とどこでも停められそうな雰囲気もありますが、使用感としてはどのくらいかというと、なかなか狭い!フレームの形にもよるのでしょうが、このブロンプトンは車高が低く、パーツがみっしりなので、フレームを入れようとするとU字が少ししか余らないっていう。。差し込める場所も限定されます。。

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少し高いポールや、太いポールだどしんどそうですね、、

長時間駐車には厳禁ですが、前輪とポールだと余裕がありそうです。

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ということで、同ブログで今のところ最強と思われるこちらの鍵を実験していきたいと思います。

 

「実験」

事前リサーチでもかなり手強いであろうU字ロックなので怪我しないように慎重に行いたいと思います。U字部分は硬質13 mm Kryptoniumスチール製なので、家庭用のニッパーやワイヤーカッターでの切断は不可能。

中型のボルトクリッパーから始めたいと思います。が、しかし13mmを350mmのボルトクリッパーでは挟み込めませんでした。

いきまり大型の600mmでチャレンジ

ぐぬxぬ、、腕の力では歯型を付けるだけしかできません、、

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そこでボルトクリッパーを縦にして体重をかけにいきます。600mmあるので自転車に鍵をかけたままでも片方を床に、もう片方を上にして体重をかけることができます。

ジャンプして何度かチャレンジしましたが、刃が潰れてしまいました。ん、、安物だからというのもあるとは思いますが、まさか刃が平らになるとは、、

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一旦、U字部分の切断を諦めて、鍵の本体を狙います。

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オレンジのカバーをジョキジョキ切るとこんな感じの中身がでてきました。

お!これはいける?と思い、黒くて薄いスチールの部分を狙います。

U字のアームが入っている状態だと隙間がなく、600mmの刃は大きすぎるため、350mmで隙間に差し込んで切断しにいきます!

一発でバリッと変な音がして下記の状態に、、、

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まじか、、これも安いボルトクリッパーなので、、あれなのですが、数々のワイヤーやアルミを切断してきた刃が一発でかけてしまいました。

その後も試行錯誤したがまったく刃が入らずダメでしたので、ロックを外した状態で600mmの刃をかけると、ここまで破壊できました。もちろん、格付は「自転車に鍵を付けたまま切る」が実験の指標なので、もちろんランキングにはノーカウントです。なので、そうとう刃が硬い小型ボルトクリッパーを使わない限り、ロックした状態だとここまでもっていくのは不可能に近いです。

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ちなみにこの部分は動画でもパイプを使ったり、冷却して破壊されていた場所ですね。


Kryptonite Evolution Mini VS Pry bar

普通、こんなものは持ち歩いている人はいないので考慮しなくても大丈夫かとは思いますが、念のため。

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ということで、大型ボルトクリッパーでも歯が立ちませんでした。

ボルトクリッパーの刃もガタガタになってしまい、使い物になりません。買い替えですね。しかも高いやつを。。だれかいいやつを譲ってほしいです、、

さらに上位カテゴリーになっている電動工具でチャレンジします

今回使用したのはハンディタイプのサンダーになります。金属用の刃を付けましたが、私は素人だったので経験者にお願いして指導してもらいながら切断実験を行いました。

歯が掛かった瞬間、キーーーンっとかなり高音が鳴り響きます。火花も1m以上飛び、これは危険です。これを駐輪場で行うと現場にいる人間全員が見るレベルの派手さ。

安全を最優先して行いましたが、時間にして約2分で無事切断できました。

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正直もう少し慣れれば1分ほどで切断できたかもしれません。切断後、少しの間放置していたのでサビが少しでてしまっています。

  

AAA プラチナ「ランチならいけるかも」

さすがクリプトナイトのセキュリティー"LEVEL9"のU字ロックです。数千円で買える価格帯にも関わらず、鉄壁の守りという印象。

地球ロック前提ですが、中学生がさらっと盗むような盗難には無敵、安物のボルトクリッパーレベルの相手にも十分な防犯効果があると思われます。

1キロ以下の重さで選ぶのであればありだと判断できます。価格も重さも違いますが、現在上位のパルミー等と比べても圧倒的です。

格付けとしては、AAAのプラチナになります。

当然ながらこの鍵はメインで使用することをおすすめします。ただ、この鍵に付属するワイヤーケーブルはワイヤーカッターであっさり切れてしまうので緊急時以外は使用をおすすめしません。

この鍵を使えば、格付の指標にしているランチ程度であればゆっくりできるのではと思います。ただし、プロの窃盗犯にマークされていないという前提です。

電動工具を使えば、これでも2分以内で切断可能です

これはやはり忘れてはいけないと思います。

 

地球ロックさえできれば、ちょっとした駐車には最適と思いますが、毎日停める自宅やマンション、ひとの少ない駐輪場などはやはり危険の回避は難しいと考えます。

盗られると泣いてしまう高級自転車をお持ちの方は、この鍵よりもはるかに上位であり最強の「ABUS(アブス) GRANIT X-PLUS540」クラスのU字ロックでの地球ロックが間違いということでしょう。

 

2017.2.9 追記

ボルトクリッパーには軟鋼線材切断用、硬鋼線材切断用があることを最近知りました。上記では安い軟鋼線材切断用で実験を行っていることが分かりました。本日、硬鋼線材切断用を購入して再検証を行いましたが格付に変更はありませんでした。

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付属品のワイヤーケーブルも別途実験を行っています。

KRYPTONITE ( クリプトナイト ) クリプトフレックスケーブルを格付してみた

レビューと実験

クリプトフレックス 1,200mm 

購入時の価格は¥ 1929

「スペック」

重量:300g

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「レビュー」

クリプトフレックスという名前のワイヤーケーブルになります。「KRYPTONITE(クリプトナイト) Evolution Mini-7 U字ロック&フレックスケーブル」に付属されているケーブルと同じものです。

この1000円台というお手ごろ価格帯のワイヤー鍵の中で最上位と言ってもいいレベルと思われます

今回はEvolution Mini-7に付属しているものを購入しましたが、U字ロックと同時レビューが難しいためケーブル単体でのレビューをしたいと思います。

このケーブル自体に鍵はついていないので、別途南京錠タイプを購入するか、U字ロックと併用する形になります。

第一印象はしっかりとしたケーブルです。クリプトナイトのブランドに恥じない極太で頼りになりそうなオーラがかなりあります。価格はそれなりに高く1900円代とパルミー二個分。それでもこのブランドを買うと思いえば安いかもしれないですね。

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全長が1200mmあり、地球ロック用と思って間違いないです。直径約350mmの輪で過去にもこの長さの鍵がありましたが通常用途では十分使いやすい長さです。

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ちなみにケーブルの端っこはこんな感じになっているので、重ねて留めるか、U字に通す使い方になります。

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先端のカバーをずらしてみました。ガッチリ挟み込まれていて当たり前ですが引っ張ったぐらいで抜けることはなさそうです。安心感ありますね。

 

「実験」

さあ実験!ワイヤーロックということで警戒しています

まずは、家庭用のニッパーでチャレンジ

外側はビニールなので余裕でジョキジョキ切っていきます。ほんの数秒でワイヤーに届きました。

このロックは価格が高いだけあってさすがです。数本のワイヤーを束ねて、さらに捻ってあるんですね。これは切りにくい、、ワイヤー同士の重なり密度が高くニッパーでまとめ切りができません。1本1本切るにも刃が1本だけを摘むのが困難です。とそんなことをしている間にリミットの10分が来ました。

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半分ぐらいは切れているでしょうか。この状態にまでなるとワイヤー1本を摘むことがほぼ不可能です。15分まで粘りましたが安いニッパーではこのあたりが限界のようです。

次に、小型工具であるワイヤーカッターに持ちかえます

過去ワイヤーロックはすべてここで敗北しているので少々不安。クリプトフレックスケーブルは外側のビニールが薄いのでワイヤーカッターも刃が入りやすいですね。太さ的にはケーブルが大きすぎて刃が噛まないので少しづつ切っていきます。ワイヤーカッターの刃の形状はとても優秀で、束ねてあるワイヤーもしっかり食いつきました。バスッバスっと約3分ほどで無事切断。

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結果、ワイヤーカッターの前では他のケーブルとさほど変わりませんでした

とはいえ、数秒ではないので耐えている方だとは思います。

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ケーブルの切断面です。この切断面は350mmの中型工具のボルトクリッパーで約30秒ほどで切断したものです。ワイヤーがびっしり!

過去に切断実験をした「DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ダイヤルコンボワイヤーロック」と比較してみます。750円と1900円の差はワイヤーの太さの差と言っても大丈夫なほど違いがはっきりしています。

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ダイヤルコンボワイヤーロックはワイヤー径は約4mm、クリプトフレックスケーブルは約8mmで倍近いです。この差がニッパーで十数分の時間をかければ切れるのか、その場で諦めさせるのか、の違いのようです。

 

B ブロンズ「一瞬なら目を離せるかも」

想定内ではありますが、ワイヤーはワイヤーでした。ワイヤーカッターの前になにもできなかったというのが印象です。見た目のごつさから、気の迷いで行動している自転車泥棒には有効ですが、窃盗団には無効だと言わざる終えませんね。

ドッペルギャンガーのダイヤルコンボワイヤーロックと比較対象になるかと思いますがワイヤーの太さの差が2倍近くあるので間違いなくこちらのほうが強力。

一方、格上のtateとの比較ですが、あちらはワイヤーカッターでは切断できなかったので、tateより格付は下になります。

格付けとしては、Bのブロンズになります

もちろん、これよりも弱い南京錠で施錠していた際はこの限りではありませんが。

この鍵を単体でメイン使用することはおすすめしません。

あくまでワイヤーなので、簡単に切断されることを前提として、サブとして地球ロック用、またはパーツ保護用として利用するのがおすすめになります。

メイン利用であれば1分以内に戻ってこられる範囲がよいでしょう。また、強力なU字ロックとの併用をおすすめします。それ以外では、数分、数十分離れるときは、もっと強固な鍵を使うべきです。

やはり高級自転車をお持ちの方は、有名なU字ロック商品での地球ロックが間違いないということでしょうか。 同封されているU字ロック本体も格付しているのでよかったらどうぞ。