Bicycle Security Lab

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鍵の格付ランキング

「自転車の鍵の格付けのランキングについて」

自分が実際に自転車の鍵を選んでいたとき「一番ほしい情報(鍵の強さを比較できる情報)はどこにもなかった」という困った経験から、鍵選びに必要な鍵自体の【強さ】を見いだすために、実際に色々な鍵を購入、切断、破壊して、壊れにくさを格付。比較できるようランキングを付けていきたいと思う。

「鍵の格付けの指標について」

鍵の丈夫さと重さはトレードオフの関係があり、盗難率の地域差も大きく、必ずしも強いものが良いわけではないとの観点から、実際の用途を想定して線を引いてみた。 

 

S プレミアム「映画を見られるかも」

---「電動工具の壁」---ex.Thunder blade

AAA プラチナ「ランチならいけるかも」

---「大型工具の壁」---ex.Large Bolt croppers

AA ゴールド「カフェぐらいならいけるかも」

---「中型工具の壁」---ex.Medium Bolt croppers 

A シルバー「コンビニのトイレにいけるかも」

---「小型工具の壁」---ex.Wire cutter

B ブロンズ「一瞬なら目を離せるかも」

---「家庭工具の壁」---ex.Nipper

C ノーエンブレム「盗難防止の鍵としてはお薦めしない」

 

※各カテゴリー内は上から強度順

※鍵は自転車に付けた状態で実験

※実験は自転車の前に立った状態からカウント開始。切断後に元の位置に戻りストップウォッチをオフにする(鍵のみを切断した時間ではないので注意)

※実験開始から10分を過ぎた状態で未切断なら壁クリアとする

 

格付けに関しては素人が独断と偏見で行うので一切の保証できない。あとピッキングは考慮しないものとする。鍵は使い方や止め方でも鍵の能力は変わるのであくまで参考程度ということで。また、指標は実際に運用してみて随時変更の可能性もあり。 

「鍵の実験ついて」

基本的に、鍵は自転車を地球ロックしたと想定した状況で繋ぎ、施錠した状態で実験を行う。 実験用の工具は、amazonランキングから各カテゴリーの上位のモノを選定するが犯罪幇助・助長を考慮して品名は出さないようにする。

 

※追記2017.2.8

当初から前回まで使用していたボルトクリッパーは軟線用という事実が発覚し、実験中に使用不可になったため、本日より硬線用を購入して実験を行うことに。

また、「Medium Bolt croppers 」については購入頻度が一番多いらしい300mmクラスにサイズダウン。「Large Bolt croppers」については海外の動画サイトで使用頻度が多い750mmクラスにサイズアップ。

 そのため、過去の実験内容についても一部再検証を行ったが、格付に変動はなかった。

 

「鍵の格付ランキング」

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【S】プレミアム 

-----「電動工具の壁」-----ex.Thunder blade

【AAA】プラチナ 

-----「大型工具の壁」-----ex.Large Bolt croppers

【AA】ゴールド  

-----「中型工具の壁」-----ex.Medium Bolt croppers 

【A】シルバー   

-----「小型工具の壁」-----ex.Wire cutter

 【B】ブロンズ

-----「家庭工具の壁」-----ex.Nipper

【C】ノーエンブレム 

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まだ格付していない鍵も含めて、鍵の選び方と最強の鍵についてまとめているので、良かったらこちらもどうぞ。

DOPPELGANGER ダイヤルコンボリフレクトチェーンロック DKL121-BK を格付してみた

DOPPELGANGER ダイヤルコンボリフレクトチェーンロック リフレクトカバーデザイン 全長1100mm DKL121-BK

「スペック」

サイズ:φ6mm × 1100 mm
重量: 約885g
カラー:ブラック / シルバー
材質:スチール / プラスチック / ナイロン

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「レビュー」

Amazonのチェーンカテゴリーの売れ筋ランキングTOP50の中で二番目に口コミ数の多いこの鍵をピックアップしてみました。

(ちなみに、口コミ数、ランキング共に一位は、過去に実験済みのJ&C(ジェイアンドシー) ワイヤーロック です)

以前に実験した同メーカーのダイヤルコンボワイヤーロックと同様にダイヤル式の鍵を採用しています。

重さは885gと1kgに届かないものの重い部類です。ただ、6mmのチェーンということなら納得できる重さではあります。

長さも1100mmと通常の環境下では地球ロックに困ることはないと思われます。

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鍵の種類は以前実験したものと同じタイプで、取り付けも取り外しもスムーズなよくできた鍵です。こちらの暗証番号は5桁なので99999通りと順番に解読すると1秒に一度合わせたとしても27時間少しかかる計算になります。4桁だと3時間ほどなので、たった一桁の違いですが安全性は飛躍的に向上します。

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長さは1100mmとABUS1500と同等なので、円の直径は約330mmです。これ以上だと逆に長すぎる気もするので十分でしょう。ABUS1500と比較するとかなりかさばるのでポケットにサッとしまうことはできません。

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ABUS6500を上に載せてみました。DKL121-BKも思ったより中々威圧感ありますね。この黒とグレーのストライプのデザインが力強さを演出しているのかもしれません。

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次に、実際に自転車に付けてみたいと思います。ん、、まさかの鍵が通りません。

このブロンプトンの前輪ホイールのスポーク幅は最大で35mm。鍵の最大幅は約40mmで5mmほど足りません。後輪だと部分的に入るのですが、前輪だと無理なようです。

折りたたみ自転車やミニベロ乗りなど小径ホイールのひとは気をつけた方がよいと思います。といいつつもホイールへのロックは推奨していません。容易に切断できないフレームに付けましょう。

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反対側ももちろん無理でした。実験用に購入したからまだ何ともないですが、自分用に買っていたら悲しいことになってました。

こういう細かいスペックの表記はネット購入する際は気をつけたいところですし、メーカーさんも好評してほしいです。

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ということで、ホイールは諦めて、地球ロックのイメージを撮影してみました。電信柱に地球ロックしようと思わない限り大丈夫でしょう。

「実験」

見た目からして、手ではどうにもならなさそうなので、、

ニッパーからスタートします。

さっそく切り始めたのですが、ニッパーでは外側の布さえまともに切れません。もちろん、6mmのチェーンも切れず。

次に、ワイヤーロックに持ち替えました。

布はサクサクと切れていきます。が、チェーンはどれだけ握っても切れる気配はありませんね。4mmのABUS1500も切れなかったのでこんなもんでしょう。

では、本命のボルトクリッパー350mmで実験します。

さすが6mmという感じでちょっと力が入ります。タイマーを押してから刃をかけて約15秒で切断。しかし、チェーン幅があり2本同時に切断することができなかったため、もう片方も裏返して同じように切断。約30秒ほどかかりました。

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切断具合ですが、体重をかけるほどではないですが、フンっというぐらい。感覚的にはABUS1500の二倍ほど力をかけたイメージです。

しかも、ボルトクリッパーで布が切れなかったので、ぱっと見どこを切ったのか分かりません。

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普通のハサミに持ち替えたところ普通に切れました。リフレクトデザインというだけで生地は普通の布のようです。

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チェーンを外してサイズを測ってみます。

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スペック的には6mmということですが、切断されやすい面の直径は約5.5mmほどでした。

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4mmチェーンのABUS1500と、6mmチェーンのDKL121-BKを並べてみました。たった2mmですがだいぶサイズが違います。

メーカーのサイトを見ても特に焼き入れ情報は見つからなかったの、通常のスチールのようですね。

ABUSのサイトでは、スペシャルスチール4mmは6mmに匹敵すると書いてあるのですが、この商品との比較では6mmの方が上でしたね。

A シルバー「コンビニのトイレにいけるかも」

DKL121-BKは一般家庭にあるハサミやニッパー、ワイヤーカッターには十分対処できる強度があることが分かりました。そのため、ちょっと足がほしいというような衝動的な窃盗犯には十分有効であるといえます。

しかし、今回実験した350mmクラスのボルトクリッパーでは約30秒と、瞬殺ではないものの1分掛からずに切断されたことを考えると、長時間の駐車は危険と判断します。

もちろん、狙われたら即アウトでしょう。

格付はAのシルバーになります。

ABUS1500と同じカテゴリーになります。

しかし、ABUS(アブス) 1500よりも腕力が必要だった点、布の根元がしっかり固定されていたことを考えるとDKL121-BKのほうが上位に位置すると考えます。

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ガッツリ布が挟み込まれているのが分かります。

DKL121-BKのほうが強度は上ですが、その分、重量は約3倍になります。270gと885gは気軽さがかなり変わります。

この2つの商品で迷ったとき、少しでも安全を求めたいというならDKL121-BK。どうぜボルトクリッパーで切られるのだからと割り切れるならABUS1500という感じでしょうか。

ROCKBROS(ロックブロス)との比較

ほぼ同じという印象です。

ロックブロスは350mmクラスのボルトクリッパーの刃をプレートに3回は入れないと切断できないものの、こちらは2回と布の切断のために工具持ち替えの手間があります。誤差の範囲かとは思いますが、こちらの方が上かもしれません。

 

とはいえ、どちらも計画的な窃盗犯には無力なので、私としてはもっと上の鍵を選択してほしいところ。350mm~450mmクラスは長さ的にもバッグに入るので、正直750mm程度までは守り切れる鍵をおすすめします。特に通勤通学など長時間停める場合は、最強クラスの鍵をするほうがいいでしょう。

Aカテゴリーの鍵を購入する際は、あくまでコンビニでトイレに寄るときに使える程度のレベルという認識で購入してほしいです。

ROCKBROS(ロックブロス)を格付してみた

ROCKBROS(ロックブロス)

「スペック」

サイズ:7cm×5cm
ロックプレート:L58.5cm X W1.8cm

材質:亜鉛合金
重量:630グラム(パッケージを含む)

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「レビュー」

Amazonのチェーンカテゴリーで異彩を放つプレートロックの鍵。

小さなプレートを重ね合わせ、丸めるように畳んだ姿はアイデアもの。見た目の通りコンパクトなので、サドルの下に簡単に取り付けられる。 

もちろん、小さいとは言え、50mm×70mmあるのでそれなりに存在感はある。630gと比較的重く、以前実験したTATE フォールディングロックが350g程度なので2倍近い。その分強度には期待したいところ。

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鍵のタイプはよくある丸鍵。ピッキングはしづらそうだが過去にこのタイプはやらかしている鍵も多いので少し心配。付属が3本あるのは標準的な数だが嬉しい。

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鍵を回すと本体からパーツが飛び出してきてロックが解除される仕組み。自転車に付けたらプレートの先を本体に差し込み、飛び出たポチを押し込むと鍵が掛かる。

かなり奥まで入れないと鍵が掛からないので取り付けの際は気をつけたい。

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鍵を広げるとこんな感じ。160mm程度の円ができた。

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手元にあるABUS6500と比べてみた。

ABUS6500とTATE フォールディングロックがほぼ同じ内径だったことを考えると二回りぐらい小さい。
プレートが細いので地球ロックはしやすいと思うが、できる場所は大分限られそうだ。

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いつもの通り前輪に取り付けてみた。さすがにこれは余裕。

ただ、幅18mmのプレートの細さがちょっと気になる、、

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フレームにも取り付けてみた。プレートが細いだけに意外と簡単にロック!ただ、手で割れそうなぐらい華奢、、あとで手で折れるか実験してみようと思います。

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気になるプレートを繋ぐリンク部分は、プラスチックのカバーが付いていますね。やはりここが弱点と認識したうえでコストとの相談なのか、、ちょっと心配。。

では早々に実験開始! 

「実験」

まずは、手で折れるか試してみる。

自転車に取り付けた状態で一番弱そうな本体とプレートのリンク部分にテコの原理で力を加えていきます。ん、、曲がるけど折れない。

次に少しゆるゆるにして実験。ん、、折れない。一安心。

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プレートの回りはプラスチックのカバーが付いていて、そのカバーがしなりで白くなっているのが分かる。でも折れなくてよかった。

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鍵全体に力が加わったためか、上下のパーツがすごく簡単に外れてしまいました。はめ込み式なんですね。これ自転車に取り付けていたら外れるのでは?

カバーを外したままで実験を継続します。

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全体に力を加えてしまったため、プレートがゆがみ元に戻らなくなってしまった。

試しに自転車から取り外して、両端を持ち腕力で曲げてみました。

ん、、折れない。両端が付くぐらい曲がるのですが、ポキッとはいきませんでした。

家庭用のハサミやニッパーで切りにいきます。

ハサミは無理だったので、ニッパーに持ち替えます。

まずはプラスチックのカバーを切り、プレートを切断できるか試そうと思います。

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プレートの厚さは約2.8mm。TATEよりも肉厚ですね。プレート部分を切断するのは難しそうです。

プレートを繋ぐリンク部分を狙います。

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10分ほど粘りましたが、市販のニッパーではどれだけ力を入れても切ることができませんでした。腕がパンパンです。

次に、ワイヤーカッターを取り出します。

ワイヤーカッターに関しては小型工具最強のカッターですがプレートはさすがに挟み込めませんね。端に少し傷を作ったぐらいでした。

では、数々の鍵を破壊してきた300mボルトクリッパーで実験してみます。

まずはプレートを切断できるか試したいと思います。

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プレートを加えさせ、3回ほど握りったところでパチッと切断。

時間にして約10秒なので瞬殺といえるでしょう。

TATEの20mmプレートの切断には腕力も必要だったことを考えるとプレート幅18mmというサイズの影響が大きいと考えられます。上の写真の切断面が赤いのはボルトクリッパーの塗料剥がれなので無視してください。

プレートまわりのプラスチックカバーを剥いでむき出しにしてみました。

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細部を見ていきます。プレート幅はやはり2.8mmほどで、リンク部分はプラスチックのカバーが付いています。

すでに切断し終わっていますが、次にリンク部分に刃を入れてみます。

プレートのサイズが小さいこともあり、プレートを切るよりも難易度が高い。

ぐにゃりと曲がって刃がリンク部分に力が入らないという、、もちろん、チャレンジから2分ほどで捕まえることができ、力を入れると一瞬でバコっとリンクが飛び散りました。 

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切断されたリング部分です。プラスチックのリンクカバーはボルトクリッパーの圧力には無意味でしたが、ニッパーなどにも十分な保護力があったようです。この雰囲気から察するに保護というよりワッシャー的な要素で取り付けられているのかもしれません。。

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リンクのピンは約5mmちょい。意外としっかりしたという印象。

TATEが4mmで、ABUS6000が7mmなので、素材の強度を考慮しなければ、それなりにしっかりしている感じがします。

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飛び去ったもう片方のピンを発見しました。なるほど、

A シルバー「コンビニのトイレにいけるかも」

一般的なカッターやハサミ、ニッパーには対抗できる強度があることが分かりました。専用工具を持ち歩いていない衝動的な自転車泥棒には有効であると考えます。

 しかし、窃盗団や自転車を最初から狙っているひとが所持している300mm以上のボルトクリッパーには完全に無力でした。

格付はAのシルバーになります。

TATE フォールディングロックLKW19103よりも格付は上になります。

腕力という力業で折れなかった、切れ込みを入れても折れなかったのは、TATEよりも厚いプレートとピンのサイズが影響しているようでした。

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今回、実験して分かったことですが、以前に実験したTATEのプレート厚さは2mmとなっていますが、実際に測ると1.6mmほどで、場所により1.8mmなどバラバラでした。個体差かもですが。

幅広で薄いTATEと、幅狭で肉厚のロックブロスですが、格付実験的にはロックブロスの方が安全度が高いという結果になりました。

TATEについてはTATE2なども発売されていて、初期型を購入することは少ないと思いますが、どちらがおすすめかとなると価格も同じぐらいなので、ロックブロスを選択する方が良いかもしれません。TATE2はいずれ実験したいと思います。

格付カテゴリー内のABUS1500と比較すると

ABUS1500の重さは270gで約2.3倍。鍵を広げた時の内径も330mmと約2倍。価格は同じ。

利便性としてはABUS1500が優位かと思います。

ただ、自転車にコンパクトに取り付けることができないため、手持ちやバッグに入れたくない人はこちらが選択肢のひとつになるかと思います。

ABUS1500と強度や盗難難易度を比較すると

若干ですがロックブロスの方が上かもしれません。

こちらはプレートに3回ほど刃を入れて切断できましたが、ABUS1500は1回で2本のチェーンをまとめて切断できます。布が邪魔をして自転車からすぐには外せませんが、根元は固定されていないのでロックの方法によってはリスクが格段に上がると考えました。

ロックブロスは、ABUS1500の上位に位置づけしたいと思います。

 

とはいえ、バッグに隠し持てる300mmのボルトクリッパーで瞬殺なので、長時間の駐車には向きません。マンションなどの駐輪場に停めるのも危険かと思われますので、一時的な利用、または目の届く範囲に停める際に限り使うべき鍵だと思います。

ボルトクリッパー対策まで考慮しないのであればアリな選択です。

自転車の鍵を破壊して分かった おすすめの【鍵の選び方】と【最強の鍵】

そもそも、自転車屋さんにある鍵で自転車は守れない

一般の自転車屋さんに置いてある鍵は、数百円~1千円代のワイヤーロックが中心。高級自転車を扱う店でも4mm程度のチェーンロック程度。バッグに隠せる300mm程度のボルトクリッパーならどちらも一瞬で切断できるのだから、そんな鍵は意味を持たない。

その事実に気づかないと自転車は守れない。自転車を盗られてから反省しても遅い。

数々の鍵を購入し、破壊し、格付してきたからこそ分かった本当の「鍵の選び方」と、失敗しない「最強の自転車の鍵」をランキング形式にしてまとめてみた。

選び方① ショッピングサイトの自転車の鍵、売れ筋ランキングで鍵を選んではいけない

Amazonでも楽天でもランキングの上位に来ているのはだいたい安い鍵。Amazonでも上位30ぐらいまでは約3000円以下の鍵。

ここのブログの格付ランキングを見てもらったらわかる通り、安い鍵が破壊テストの上位ランクに来ることはほぼない。

「売れている=みんなが安全に思っている」ではなく、「売れている=安いだけ」。と認識しておいてほしい。極端だが鍵の価格と安全性は比例すると思っていても間違いない。

選び方② ワイヤーロック(ケーブルロック)だけは買ってはいけない

安いし軽いし使い勝手良いしと思い、この格付ランキングでも常に最下位にランクされている「ワイヤーロック」を購入している人が多いと思う。

しかし、安い自転車ならまだしも数十万円の自転車に、100円ショップで買えるレベルのニッパーでも数分かからず切断できるレベルの鍵は買うべきではない。どのワイヤーロックもポケットに入る小型のボルトクリッパーで1分かからずに切断できてしまうのだから。

避けるべきと分かっているならぜひ避けてほしい。とくに恐怖心を煽りたいわけではないが、数十万の自転車は数百円、数千円では守れない。

選び方③ 窃盗団が購入する工具の価格よりも安い鍵は買ってはいけない

プロの窃盗団が使う小型の300mmボルトクリッパーで2000円、中型の600mm程度で6000円、大型の750mmで1万円、特大の1000mmで1万5000円で買える。

サンダーや油圧カッターなどの電動工具で1万円〜。

攻撃するより守る方が大変なのだから、相手が使う工具の価格以下で守られないのは容易に想像がつく。例えば、大型ボルトクリッパーに対抗したいと考えるなら1万円以上は必要と考えておかなければいけないと思う。

数十万のお金を持っていれば普通は銀行に預けるだろうし、家に置くなら見えない場所に隠すか、ちゃんとした金庫を用意するはず。窃盗団にとっては自転車がお金に見えているのだから、同じレベルで考えるべき。 

自転車の鍵選びで大事なのは、この鍵で盗られたなら諦められると思える鍵を選ぶべき

 では、実際にどれを買えばいいのか。

1位。 最強は家の鍵(室内保管)

いきなり自転車の鍵のじゃないのかよ。という感じだが可能なら室内に保管しておきたい。説明はいらいないと思うが、さすがに家に侵入してまで自転車を盗もうと考えるひとは少ない。

自転車置けるほど玄関広くないし、というひとは室内における自転車用のハンガーを購入する方法も選択肢のひとつとしていれて置きたい。

部屋のサイズや形に合わせて横置きと縦置きと選べる。Amazon等で一番口コミの評価が良さそうなのはこのあたり。

2位。 金で解決、ガレージ保管

自宅など室内に保管できない時はガレージ保管という手もある。一戸建てなどで庭がある人は簡易のガーレンジを購入するのもひとつ。ガレージの良いところは、盗難者の目線から隠せるのはもちろん、雨や日光などから自転車を守ることもできる。

1万円以下のガレージは下記のようにビニールなので高級自転車に目を付けられるとアウトになる。そんな心配がありそうな場所のときはしっかりとした倉庫のタイプをおすすめする。

正直↑これが欲しい。ガルウイングみたいに上に蓋を開けるのがなんか楽しそう。でも高い、、いつか庭付き一軒家に住んだときは買いたいな、

また、週末にしか自転車に乗らないというひとは、下記のようなバイク専用ストレージがあるトランクルームをレンタルするのもありだと思う。

盗難保険のある会社もあるようなのでまたじっくりと調べてみたいと思う。

とはいえ、住んでいる場所によると思うので近所を確認してみても良いかと。少し調べてみて比較的全国に展開してそうな会社を試しにひとつピッツアップしてみた。

『ハローストレージ』【公式】

3位。 毎日同じ場所に停めるなら、バイク用のロック推奨

マンションや会社の駐輪場など毎日同じ場所に停めるひとは、同じリズムで自転車が置かれているため、窃盗団も安心して狙うことができる。

やむを得ず同じ場所に置かざる終えないなら金と重さにものを言わせるしかない。下記のようなバイク用なら鍵だけで17kgあったりするので、まず通常の工具では太刀打ちできない。もちろん、持ち運びができないので自宅や移動先に保管しておくことになる。

価格も自転車並みなので買う勇気がでない人がほとんどだと思うが、この鍵以上の値段の自転車を放置するしかない場合はやむを得ない選択になるのだと思われる。

4位。 出先での安全を求めるなら、U字ロック推奨

お出かけ中に自転車を駐める必要がある時の安全性を求めるならU字ロックを使いたい。自転車用の鍵で最強と言われているのが下記のABUSの「540」とクリプトナイトのニューヨークロック3000」。

どちらも各メーカーの最強レベルとしてラインナップされている商品で、特大のボルトクリッパーでも切断できないほど頑丈に造られていて大概これを見るとびびると思われる。もちろん、バイク用と比べると強度は落ちるがその分1.5キロ~2キロ程度まで重量が軽くなる。

デメリットはサイズが大きく、折りたたんだり、綺麗に収納できないので、バッグに入れるか、このままフレームに固定することに。

「最強の鍵とは」と偉そうなことをタイトルで書いたが、結局定番のこの辺りの鍵に落ち着いたのは申し訳ないところ。

もちろん、これ以下のレベルでも十分なのだが、最強というカテゴリーであればどのサイトでも間違いなく登場する代物だと思う。

---

追記:ランクは気持ち下がるがもう少しコンパクトで、最強に近いグレードのものをもうひとつピックアップ。どちらを選ぶかは、在庫のありなしとサイズ、デザインで選んで大丈夫かと思う。

5位。 使い勝手と安全の妥協ラインを考えるなら、ABUSの多関節ロック

室内は無理、近くにガレージがない、移動が多い、U字ロックは使い勝手が悪い、という人に残された選択肢は「ABUS6500」ほぼこれ一択と言える。

私も使っている鍵で重量もそれなりにあるが、U字ロックの不便さを解消できて地球ロックを考慮するとこれが最良の選択。

多関節だけあって折りたためるので自転車のフレーム付けさえすれば邪魔にもならない。1.5キロという重さはロードバイクにはきついと思うが盗難されるよりはましかと思う。

このシリーズに下位モデルにABUS6000があるが先日の切断実験で大型ボルトクリッパー対策にはならないと格付したため高級自転車にはおすすめしない。

6位。 軽くて強い鍵は、金を積めば買える(要輸入)

耐久性と強度の最強を求めると必ず鍵は重くなる。これを解決する方法はひとつ。金で解決すること。

少し前に発売された「Altor 560G」はその代表格でチタンを使った強度が高い鍵にも関わらず、重量が560gしかない。多関節の弱点である関節部分も刃が入りにくいように工夫されており、よく考えられている鍵のひとつだと思う。

日本ではまだそこまで使っている人がいないと思われるので、レビューも少ないが写真で見る限り悪いモノだとは思えない。

その代わり価格が2万円強と高めの設定で、現在購入するには基本海外から取り寄せになる。

現時点だと、詳細は不明の部分も多く、実物を見れないので順位としては6位にいれることにした。

7位。 なし

え?チェーンがでてなくない?と思われたひともいるだろうが、チェーンは強度を上げるとU字ロックや多関節よりも重くなり非効率。軽くすると細くなり小型のボルトクリッパーで切断できてしまい役不足になる。

U字ロックかワイヤーかみたいな時代ならチェーンでも良かったが多関節がある今、あえて選ぶ必要性は薄いと考える。

また、自転車固定式ロック(リング錠)はそもそも固定物と繋げる地球ロックができないので、高級自転車用の鍵として購入する意味は無い。

番外編。 1kg程度で強めの鍵

もう最強の鍵うんぬんではなくなるが、現実的に考えて最強の鍵の重量が無理なら、このへんで手を打とうか、、というラインをひとつ紹介しておきます。

 Evolution Mini-7は、このブログでも実験している鍵。U字ロック自体なら1kgを下回る重さで、上記「540」には及ばないが中々の強さで中型ボルトクリッパー程度なら余裕で耐えられる。

ただ、これに付属するケーブルロックはニッパーで切れる低レベルなので、地球ロックする際は、必ずU字ロックを使うこと。ケーブルロックはフレームとホイールを繋ぐなどパーツの盗難防止として使うこと。逆だと無意味に。。

 

もっとシックなものないの!?という人はこの商品もありかと思われる。重量も900gと1kgを下回るが、ABUSのランクでもレベル12/15をマークする。価格がEvolution Mini-7よりも2倍近く高いためデザインが気に入る以外で選ぶ理由は少ない。

ABUSもクリプトナイトも海外メーカーのため、国内取り扱い製品は代理店が取り扱うものか、並行輸入されたものしかない。直接海外から買えるひとはもっとバランスの良い鍵もあるので、ぜひ各メーカーページからチェックしてほしい。

補足。

上記で羅列した最強の鍵は大型のボルトクリッパーでも容易に切断できないレベル。

とはいえ、4位以降はサンダーや油圧カッターに耐えられないケースも考えられるため、停め方や鍵の付け方には注意しておきたい。

安全性を優先した自転車の停め方、鍵の掛け方については改めて書きたいと思う。

結局、自転車用の鍵で私がおすすめできる最強の鍵は5つ(+強め2つ)しかなかったので、おすすめした鍵だけではちょっと、、という人は、鍵の格付ランキングのできるだけ上位から選ぶようにしてもらいたい。

高級自転車におすすめできるような価格の高い鍵の実験数がほぼ皆無のが、ただただ申し訳ないが。。

ABUS(アブス) Bordo 6000を格付してみた

ABUS(アブス) Bordo 6000 ブラック 長さ90cm

LENGTH:900mm
THICKNESS5mmブレード
LEVEL SYSTEM:LEVEL10
WEIGHT1,220g(900mm)

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「レビュー」

多関節ロック(プレートロック)の代名詞ともいえる定番の商品「ABUS Bordo 6000」になります。

ABUSではBORDOシリーズのバリエーションも豊富で、もっと頑丈な鍵や軽い鍵など色々ありますが、その中でも重さと強度のバランスが一番取れているのではと思われるため、購入を検討しているひとも多いのではないでしょうか。

私が個人的に購入したときの購入経緯などは、過去にもう一つのブログで書いているので、そちらも見てみてください。

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昨年購入してから約半年間使用しました。さすがにかなり汚れています。グレー色になっているゴムのようなプラスチックのカバーが特に汚れが目立ちます。

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 鍵はスペアと併せて2つ用意されています。「ABUS6500」などで使われているX Plusシリンダーではなく、普通の鍵が付いています。X Plusシリンダーが付いている「Bordo Centium 6010」もありますが価格が2万円近くします。

ディンプルでもないのでピッキング性能は少し劣るかもしれません。

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ロックの仕方はプレートを本体に差し込んで鍵を回すというオーソドックスなタイプです。一回転させるので多少めんどくささはあります。

プレート部分もしっかりと固定されていてプレート同士の隙間もほとんどありません。プレート同士の滑りもよく引っかかりなどもないためとても使いやすいです。

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鍵の内径もメジャーで測ってみました。前回計測したサイズと同じですね。このぐらいのサイズがあれば地球ロックでも困ることはあまりないと思います。

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実用に近い、六角に広げたときの広さも念のため計測しておきます。

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手元に今後実験予定の「ROCKBROS(ロックブロス)」の多関節があったので、並べてサイズ感を比較してみました。価格帯が違うのであれですが、やはりしっかり感は「ABUS Bordo 6000」のほうがあります。

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実際に自転車に付けてみました。思ったより広々としているのが分かります。

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広すぎて逆に怖くなるほどですね。次の「実験」で出てくる動画を見ると、このゆるゆる感の怖さを感じてもらえると思います。

「実験」

多関節ロックの弱いところは関節部分のみです。この関節部分を切断していたりする動画がYouTubeなど多数あります。実際本当に切断可能なのか、どの程度まで耐えられるのかを少し詳しめにレビューしていきたいと思います。

上記動画で使われている青色のボルトクリッパーのタイトルに表記されている30とは、30インチのことなので、750mmのボルトクリッパーで間違いないと思います。

前回購入した実験用のボルトクリッパーと同じなので同じような結果になるのではと予想しています。

300mm程度のボルトクリッパーではまったく刃がたたず。

これは想定内なので。

さっそく750mmの大型ボルトクリッパーで実験を開始します。

 自転車に付けた状態で切断に取りかかります。まずは定番のプレート部分をガッツリ挟み込み、ボルトクリッパーを縦にして片方を床に置き、体重をかけていきます。

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汚れの中にあるくぼみが跡形なのですが、ちょっと切ない感じですね。まったく切れる気配がありません。プレート自体は5mmと細いので刃が重なり合う寸前まで閉じるのですが、そこから先には進めませんでした。

でも、これも想定内。

関節部分を攻撃します!

自転車に付けたままで実験を継続します。関節の角度が広いままでボルトクリッパーの刃を入れていきます。ん、、すべる。

750mmのボルトクリッパーを最大限に広げたサイズとABUS6000のプレートサイズがほぼ同じ、、周りのプラスチックのカバーが邪魔で挟みこめません、、カバー固い、、時間が5分経過、、

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今現在、動画よりも少し広めの角度で切断実験を行っていますが、無傷に近いです、、

埒が明かないので、実験方法を変更します。

刃がギリギリ入らないということで、ボルトクリッパーを鍵に押しつけることで刃を中に入れていきます。自転車のフレームに鍵を押しつけたくなかったので、板を間にいれ、自転車を壁側に移動します。

するとどうでしょう。プラスチックのカバーがみごとに破れ、本体のプレートが向きだしになってきました。

イケる!と思いいっきに切断に取りかかりますが、関節部分の角度が広いため、カバーを外してもまだ刃が関節の中心部を捉えられません。このあたりで10分経過、、

現在、こんな感じです。ぐちゃぐちゃです。ちなみに上の写真のボルトクリッパーの刃の広さが、一番広げた状態です。

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裏側も同じく、、

動画と同じ条件にして実験します

 ここからは、動画と同じようにゆるゆるの地球ロックをしたと想定して実験を行います。角度を少し狭めます。時間計測もゼロからスタートします。

さすが2回目になると作業も早くコツを掴んでいます。まずはグリグリとプラスチックのカバーをかき分け関節部分に刃を挟んでいきます。リンクの中心部を刃が捉えると切断できるはずなので、じっくり入れていきます。

時間にして3分経過、、さきほどよりもどんどん刃が入っていきます。途中で何回か刃を入れ直して入念に実験を行います。

5分が経過したぐらいには、あ、イケるという感じになってきました。

動画と同じようにレディゴーします。

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バスっと切断できました。ここまでくると軽く握るだけで切断できました。

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プレート同士を外してみました。約8分。動画よりかなり時間がかかってしまいましたが同じような結果になってしまいました。

 

間接の細部を研究します

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やはり間接部分はこのピンのみで留まっているようです。

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ピンのサイズは約7mmなので つぐのブログで確かめたサイズと一致します。

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プラスチックのカバーを除いてプレートをむき出しにしてみました。カバーは柔らかそうに見えるのですが手では剥がせず、ニッパーを使ってちぎっていきました。

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重ねてみました。隙間がぴったりと無くなるようにカバー分だけ関節部分が飛び出しているようです。凸の直径は約15mmあり、その周りに2.5mmほど余っています。ちゃんと考えられて作られています。

ボルトクリッパー300mmで切断できなかった理由

手元にあるボルトクリッパー300mmの製品限定の理由かもしれませんが、

実は、この凸の隙間が300mmのボルトクリッパーが挟めなかった理由の一つになっていると思われます。どこまで計算されて付けられたのかわかりませんが、、

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これがピンで繋がっている状態(カバーのみ除去)のものです。

ボルトクリッパーの刃は肉厚なので、300mm程度の刃先だと先に縁に当たって刃が掛からないという現象になっていたようです。

さらに、凸があるためピンを直接攻撃できません。そのためピンを切断するというよりは、両サイドから圧をかけてピンに触れずにちぎらなくてはいけません。しかし、刃の長さも足りず力が加わらなかったのだと思います。

ピンだけなら刃の肉厚がないニッパー、金ノコでいける?

軽くそんな気がしてピアノ線も切られるニッパーを取り出してみましたが、ニッパーの刃は包丁みたいに垂直ではなため、縁と凸が邪魔して刃が届きませんでした。。

では、刃が垂直な金属切断用ノコギリなら簡単ではと思い、刃を入れてみました。金ノコの刃は0.7mmあるのですが、プレートの隙間が0.7mmもあるわけなく凸を切るはめになり、5分ほどキコキコとチャレンジしましたが手動では削れず諦めました。

AA ゴールド「カフェぐらいならいけるかも」

内心 、もう一段上の「AAAプラチナ」までいけるかも、いってほしいと思っていましたが、思いのほか残念な結果になってしまいました。

条件を変更して二度実験を行ったとはいえ、大型ボルトクリッパーの壁を越えることができませんでした。

格付としては、AA ゴールドになります。

 もちろん、この鍵がNGということではありません。

同じゴールドの格付けの中では他のU字ロックよりも難易度が圧倒的に高かったため、一番上位にランキングされます。

実験結果からも分かるようにABUS6000をボルトクリッパーで切断しようと思うと、刃のサイズ的に750mmのサイズが必要最低限になります。

つまり、これ以下では切断は難しいと思われます。このサイズを持ち歩くのは業者かプロの窃盗団ぐらいでしょうから、よくいる衝動的な盗難には無敵に近く、地球ロックをゆるゆるにさえしなければ750mmでも切断はかなり不可能に近くなります。

 地方などプロの窃盗団がほぼいないと思われる地域では十分有効だと考えます。

もちろん、1000mmのボルトクリッパーや油圧カッター、サンダー等、さらに上の強敵もいるので決して油断はできません。マンションの駐輪場や長時間放置する際は、もっと強固な鍵を選択する方がいいと思われます。 

おまけ

常用しているABSU6500が手元にあったため、同じ条件下ではどうなるか気になったので少し刃に当ててみました。

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750mmのボルトクリッパーを最大に広げた状態ですが、まったく刃がかかる様子がありません。間接どころかプラスチックのカバーを削れるのか?という感じになりました。

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完全に折りたたんだ状態でも同じですね。

750mmは刃を完全に広げた状態の刃先が約20mm少し。ABUS6500は約33mmの幅があり、つぐのブログのレビューでも間接の周囲に直径25mmのプロテクションがあると思われるので切断はまず難しいと思います。1000mmクラスのボルトクリッパーならもう少し刃が広がるので、実験してみたい気もしますが、、いつの日か、、

GIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ) WD-870 Uロックを格付してみた

WD-870 スチール U ロック

「スペック」

素材:スチール
内寸:L200×W105mm

外寸:L260×W150mm
重量:790g

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「レビュー」

AmazonのU字ロックのランキングではパルミーなどの小型軽量級か、ABUSなどの大型重量級が上位を占めていますが、その中でポツンとした存在感で目に付いたのがこのU字ロックです。

縦260mm、横150mmと大型の部類にもかかわらず、重量が790gと1キロを切っています。このクラスで大型軽量級という少し珍しかったので購入してみました。

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まず、細部からチェックしてきます

アーム部分はゴムで覆われていて六角の形をしています。保護用のゴムは通常丸が多いので珍しいですね。厚みがあるのでフレームに当たっても傷が入りにくいというのは良いです。

ロック部分は差し込み型で鍵を回すとアームのくぼみに入り抜けなくなる仕様です。ロック部分にもプラスチックのカバーが付いており、傷が付きにくいように配慮されています。約4mmの極厚カバーなので直径で33mmほどの太さになっています。

このあまりの厚さのおかげでロック部分を壊そうという戦意は喪失気味です。。

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鍵は3本付いているので自宅、会社、持参と分けられて便利です。ディンプルではないですが裏表どちらでも挿せるようになっています。

ただ、何度か抜き差ししているときに鍵が回らないことがあったので精度に少し不安は覚えます。もちろん、何度かグリグリしていると回りましたが、、

 

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内径もほぼスペック通りです。

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850mmのABUS6500を横に置いてみました。ほぼニアリーなサイズ感です。

このぐらいの長さがあれば地球ロックもしやすいと思います。

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自転車に付けてみました!これは付けやすいです。自転車をポールに寄せなくてもいいので楽です。

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この広々空間!小型のU字ロックにはない快適さ。

しかし、U字ロックの隙間だらけだとロングパイプやジャッキ等を入れられ破壊される危険性が出てきます。なので、本当はギリギリを攻めるほうが安全です。この辺はU字ロックの難しいところですね。

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ちなみにアームのスチール部分は約10mmになっていて、それを2mmほどのゴムで覆って14mmになっています。「Evolution Mini-7」は15mmなので外装の厚さはほぼ同じですね。

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この厚さがどうでるか少々不安ですが、実験に移りたいと思います。

 

「実験」

前回の「Evolution Mini-7」では見事にボルトクリッパーを破壊されてしまったので、今回は期待と不安が混じり合いながら実験を開始します。

ちなみに今回からボルトクリッパーが新しくなっていて、今までの軟線用から硬線用に仕様が変わっています。

では手始めにミドルクラスのボルトクリッパーでチャレンジします。刃を入れると厚みのあるゴムがズルリと破れ10mmのスチールが顔を出しました。刃を広げたサイズの方が大きいので包むように刃を入れていきます。が、、かなり滑ります。

1mmに満たない傷ができただけで力がアームに力が伝わりません。膝部分でとめている鍵を一旦外し、地上50mmのところに付け替えて切断を試みます。

上から押さえつけるように力を入れますが全く刃が立ちません。そんなこんなで10分経過、、

大型のボルトクリッパーに持ち替えて再度チャレンジします

さすが大型だけあって刃の広がりはかなり大きいです。しかし、両腕だけでは腕力が足らず、、。片方を床に置いて体重をかけてみます。2.3度体重がかかったところでバツっと刃が閉じました!

切れた?と思ってゴムをかき分けて見ると見事に切断できていました。

思いのほか早かったので多少残念ではあります。時間にして約2分でした。

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AA ゴールド「カフェぐらいならいけるかも」」

ワイヤーカッターや中型のボルトクリッパーには鉄壁の守りをみせた「WD-870 Uロック」ですが、大型のボルトクリッパーには瞬殺されてしまいました。

格付はAAゴールドになります

実験の結果から、衝動的な窃盗犯やバッグ等に工具を隠し持っている程度の相手には安心できるスペックだと思われます。その一方でハイエースなどからサクッと降りてきてバスッと切って持ち去るようなプロや、油圧カッター、サンダーを使う相手にはまったく刃が立ちません。

長時間駐車するようなときや、マンションの駐輪場に停めるような時は、もっと強固なU字ロックを使うべきでしょう。数十万するような自転車はできれば室内保管、無理なら「ABUS(アブス) GRANIT X-PLUS540」のようなガチなものが良いと思います。二度と買えないような価格の時はバイク用の鍵がおすすめです。

 

ちなみに、今回購入した大型のボルトクリッパーで「Evolution Mini-7」も再検証してみたのですが、素材が違うのか、サイズの影響なのか、こちらは体重をかけてもジャンプしてもまったく刃が立たちませんでした。

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左が「Evolution Mini-7」、右が「WD-870 Uロック」です。太さも結構違いますね。

価格も二倍以上違うので同列では評価できないのですが、もう少し粘ってほしかったというのが本音です。

ただ、同じ格付内にいるパルミーやパナソニックのU字ロックとは違い、10分たってもほぼ無傷で達成したことを考えると、この軽さと価格ではコスパがいいのではないでしょうか。

大型のボルトクリッパーを考慮しなければ買いな選択だと思います

パナソニックのU字ロックと同じ価格ですし。重量は倍ですが、、

やはり強度と重量は比例しているという事実をほんと思い知らされますね。この法則から脱却できるとしたら、例のチタンを使った高級ロックに手を出すしかなさそうです。 

自転車の鍵に必要な【幅】や【長さ】を調べてみた

自転車の鍵に必要なサイズを計算!

自転車の鍵選びで強度の次に悩むのがその「サイズ」。

長すぎると邪魔だし重たくなるし、短すぎると届かなくて意味ないし、、。

ということでご近所周りのポールサイズを測って平均値や中央値を出せたらなと思う。

もちろん、計測する場所によっては地球ロック禁止や法律違反もあると思うので、実際に停めることを目的にするのではなく、あくまで必要最小限のサイズ感を割り出すことを目的に実施してみようと思う。

計測方法は写真を撮ってポールの円周を計測、計算で直径を割り出す。

 

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先に結果報告!

◆現在の平均値 円周373mm、直径119mm

◆現在の中央値 円周220mm、直径70mm

◆現在の最頻値 円周190mm、直径60mm

 

サンプル数は少ないが中央値の数値は「コンビニにあるポールのサイズ240mm」と「路上の標識ポール200mm」の中間値になった。

人によっていろいろなケースが考えられると思うが、一旦最低限のサイズを決めるなら「コンビニにあるポールサイズ」ここが汎用ラインになると思われる。

 

ポールサイズを測るまで横幅ばかり気にしていたが、U字ロックは奥行きの長さで地球ロックできる場所がかなり制限された。実は奥行きの確保もかなり大切なんだなと実感。

例えば、コンビニに停めようとすると Evolution Mini-7の内径の長辺が180mmなので、約80mmがポールに取られ、残り100mmで自転車のフレームを固定することになる。密着させたとしてもギリギリ可能な範囲かと。

パルミーやパナソニックのU字だと1300mm程度なので即アウト。このあたりのコンパクトな鍵はやはりホイールとフレームを繋ぐ等のサブ使用がおすすめされる。

人気のABUS1500などはほぼどこでもイケるということが分かった。

 

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地球ロックするために、最低限必要なサイズは

 円周500mm以上、内径の幅80mm以上、内径の縦160mm以上

内径の横幅は約80mm以上、縦は自転車のフレーム幅とターゲットとの距離にもよるが、約160mm以上あれば中央値と最頻値を超えるので、地球ロックも不可能ではなさそう。かなり条件は厳しくなるとは思うが、、

円周はU字かプレートかワイヤーかによって多少変わってくると思うが、U字ロック以外はそんな短い鍵はないので、U字ロックを購入する際の参考にしてもらえたらと思う。 

 

検証サイズ一覧

  円周 直径
  160mm 50mm
  180mm 57mm
  190mm 60mm
  190mm 60mm
  190mm 60mm
  200mm 63mm
  240mm 76mm
  240mm 76mm
  470mm 160mm
  580mm 184mm
  660mm 210mm
  1170mm 372mm
平均値 373mm 119mm
中央値 220mm 70mm
最頻値 190mm 60mm

 

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とりあえずサイズを測ってみる

 しばらくの間はメジャーを持ち出して、目がとまったポールを測りたいと思う。気にしすぎだと思うけど、ふと立ち止まって写真撮ってメジャー巻き付けてたら完全に不審者だよね。。

 

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円周は160mm、直径は50mm

水路のそばによくある柵です。意外と細い印象ですね。ただこの手のポールは白い塗装が確実に鍵に付くのでここには停めたくないんですよね、、

サイズ的には細いU字以外はほぼいけるサイズです。

 

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 円周は180mm、直径は57mm

公園の柵です。網の部分はパチッと切れそうなのでパイプの部分を測ってみました。

U字の形や太さによっては取り回しができないかもです。ABUS6500みたいに幅広プレートだと編み目に入らない可能性も出てきます。

 

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円周は190mm、直径は60mm

ショッピングモールなどにある自転車スペースのポールです。

このサイズなら自転車のフレームが太すぎない限り、幅寄せすれば小さめの「PALMY(パルミー)」や「Panasonic(パナソニック) 」のU字ロックでも比較的留めやすいと思います。ただ水平になっている横パイプは高さが合わないとまず留められません。縦のパイプを利用すると、どの自転車でも留めやすいと思います。

こういうのを色々なところに作ってほしいですね。

 

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円周は190mm、直径は60mm

同じくショッピングモールなどにあるポールです。

これはバイクをおけるスペースの仕切りで使われていました。

こちらも太いポールは上記と同じサイズです。

 

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円周は190mm、直径は60mm

バス停などの標識に使われていたポールです。ここに地球ロックする人は少ないと思いますが、目についたので撮影しておきました。

直径も60mmと標準的ですね。

 

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円周は200mm、直径は63mm

よくある標識が付いているポールです。

周りの雑草がのどかでいい感じに生えてますね。

ポール自体はかなり高さがあるので上から抜くことは不可能。

太さも63mm程度なので比較的どの鍵でも問題なく使えるでしょう。

 

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円周は240mm、直径は76mm

コンビニのサンクスにあったポールです。意外と太いですね。横幅はどの鍵も問題ない範囲だと思いますが、PALMY(パルミー) のように縦が130mm程度だとフレームまで届かないケースが多い気がします。 Evolution Mini-7が180mmほどあるので、コンビニによくいく人は考慮した方が良さそうです。

 

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円周は240mm、直径は76mm

コンビニのセブンイレブンにあったポールです。意外にも上のサンクスと同じサイズですね。最低限このサイズはクリアしておくと安心なラインのような気がします。そうなるとU字ロックだとアルミ系は全滅、、悩ましいです。

 

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円周は470mm、直径は160mmと75mm

駐輪場の雨よけの柱です。丸ではないですが地球ロックすることも多いと思うので入れてみました。結構太いんですよね、、U字だと基本的にアウトだと思います

 

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円周は580mm、直径は184mm

歩道にポツンと立っている電灯の柱です。下部の太めのところで測っています。

580mmは中々微妙です。900mmあるABUS6000ならギリギリいけるかと思いましたが、幅が足りないのでプレートが横に広がり、手前にフレームを収納するまでの隙間が作れませんでした。ABUS6000の1200mmなら問題なく囲めそうです。 

 

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円周は660mm、直径は210mm

小さめの電信柱です。魚の背骨のような変なシミが気になります。。

なんでしょうね、ヒビでもないし横に広がるシミ?

この辺りから短い鍵はNGゾーンになります。人気の「ABUS(アブス) 1500」は1100mmあるのでクリアできそうです。

 

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円周は1170mm、直径は372mm

よくある普通サイズの電信柱です。

これに地球ロックするひとはいないと思いますが、停めるなら1800mmクラスの「DR-180」や「crops(クロップス) Q3」などのワイヤーロックぐらいでしょうか。

ただこの辺りになると鍵自体の強度が心配になります。ちなみに「ABUS(アブス) 1500」や「クリプトフレックスケーブル」では自転車まで届かないので無理です。