Bicycle Security Lab

自転車の鍵の格付サイトです。鍵のレビューや切断実験、鍵の研究を行っています

【2025年版】安いのに強い!コスパ最強の自転車ロックおすすめ<4000円以下>

コスパ最強の自転車の鍵

「できるだけ安くて、強い鍵がほしい」そんな夢のような鍵をおすすめします。

 

「安いのに強すぎる」自転車ロックを検証

当ブログではこれまでに40種類以上の自転車ロックを実際に切断テストしてきました。
経験上、だいたい次の法則が成り立ちます。

  • 価格が安い → 素材が軟弱 → 簡単に切れる

  • 価格が高い → 焼入れ鋼を使用 → 丈夫で切れにくい

  • 重量が軽い → 細く柔らかい → ボルトクリッパーで即アウト

  • 重量が重い → 厚みがあり硬い → 切断に時間がかかる

つまり「安い・軽い=弱い」「高い・重い=強い」というのが基本。
これまでのテスト結果も、ほとんどがこの通りでした。

 

しかし…「安いのに強い」は例外が存在する

価格が安いのに異常に切断耐性が高いロックがいくつか存在しました。
実際にテストしてみて「え?これ、なんでこの値段でここまで強いの?」と驚かされたモデルです。

こうした「隠れたコスパ最強ロック」は、一般ユーザーにとって非常にありがたい存在。
普段使いの駐輪やサブ用途としても優秀で、盗難リスクを大きく減らすことができます。

当ブログで行なっている格付ランキングの指標です

当ブログでは切断できた工具により自転車の鍵を格付しています。この記事内でも登場するので、分からなくなったらコレを参照してください。

今回紹介している鍵は、下記の赤文字にランクインされている上位の鍵。

S 「映画なら見られるかも」
---「電動工具の壁」---ex.Thunder blade
AAA 「ランチなら行けるかも」
---「大型工具の壁」---ex.750 Bolt croppers  
AA 「カフェなら行けるかも」
---「中型工具の壁」---ex.450 Bolt croppers
A 「コンビニなら行けるかも」
---「小型工具の壁」---ex.300 Bolt croppers  
B 「トイレなら行けるかも」
---「専用工具の壁」---ex.Wire cutter  
C 「一瞬なら目を離せるかも」
---「家庭工具の壁」---ex.Nipper or pliers  
D 「盗難防止の鍵としてお薦めしない」

 

「中型工具の壁」

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中型ボルトクリッパー(450mm)をクリアできるかどうか。
これが、当ブログとしては防犯性能のボーダーラインだと考えています。

なぜなら、この450mmサイズのボルトクリッパーは、一般的なリュックにギリギリ入る大きさだから。
実際に窃盗犯が持ち運べる可能性が高く、ニュースでも多く登場するなど、街中の盗難で最も現実的に使われる工具といえます。

逆に言えば、450mmで簡単に切断できるロックはおすすめしにくいのが実情です。
もちろん、さらに上の750mmボルトクリッパーやグラインダーにも耐える鍵なら理想的ですが。しかし普段使いの観点では、まず「中型工具の壁」を越えられるかどうかが最低ラインだと考えています。

①【重量600g】最低限の強さを確保。軽く安い!軽量鉄U字

野口商会 NOGUCHI ワイドUロック

 こちらの鍵はAA ゴールドに格付されている鍵です。

横広であるものの縦もほどよいサイズ感でコンビニなどのポールには地球ロックすることができます。事前に対象物のサイズ調べておけば使い勝手のいい鍵かと思います。

まあ何より価格が安いです。最初の一本として買いやすいと思いますね。

600g以下と少しでも軽い方が良いと言う人はこの鍵を選びましょう。

450mmのボルトクリッパーまでの対策でOKな人にはおすすめできます。

外寸:約19cm×18cm
内寸:約15cm×約13.5cm
重量:580g  

②重量1kg!強くて安い おすすめU字ロック

 ROCKBROS U字ロック「RKS610」

 一位のNOGUCHIのロックと同じカテゴリーにいる鍵です。

切断の対象になりやすいU部分の強度は最強クラスで、切断にはグラインダーが必要なほど。格付ランキングが上位ではなく少し低くなった理由は本体強度とのアンバランスです(本体強度がU字部分よりワンランク低い)。

それでも、450mmのボルトクリッパーまでは本体は耐える性能はありました。

①よりも重くなり、少し価格が上がるため二位にしました。

■重さ:約915g ※鍵本体のみの重さ
■サイズ:横幅 約16cm / 高さ 約20.4cm
■適応シートポスト径:約29-32mm

まとめ

今回は、厳選した2つのロックを紹介しました。

本来であれば、4000円以下で買えるブレードロックやチェーンロックなど、多彩な候補を紹介する予定でした。
しかし実際にテストしてみると、安全性の観点からほとんどが脱落…。結果として残ったのはU字ロックだけでした。

しかも、以前は「安いけれど強い」ロックがもう少し存在したのですが、現在は廃盤になってしまい、この2つに絞られた状況。

もちろん、「コンビニに寄るだけ」「数分だけ駐輪する」という用途なら、もう少し軽量で弱いロックでも十分かもしれません。

ですがこの記事を読んで、「初めて自転車用の鍵を買う」という方もいるはず。

その場合、安さや軽さを優先したせいで盗難リスクが大きくなるのは避けたいところです。
だからこそ、当ブログでは今のところ自信を持っておすすめできる2本に絞って紹介しました。


ノグチ GHL-039 内寸:縦15cm×横13.5cm、重量:580g  

ロックブロス 内寸:縦15.5cm×横9.5cm、重量:約910g

安くて強い鍵はノグチ一択。重くなっても強度を求めるならロックブロス。

ただ、高級自転車や盗難率の高い人気の自転車を購入した際は、この限りではないのでご注意くださいね。

もっと切断難易度の高いU字ロックを選択してください。

安心安全をもとめる人は定番のABUSがおすすめです。