Bicycle Security Lab

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KRYPTONITE ( クリプトナイト ) クリプトフレックスケーブルを格付してみた

クリプトフレックス 1,200mm 

「スペック」

重量:300g

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「レビュー」

クリプトフレックスという名前のワイヤーケーブルになります。「KRYPTONITE(クリプトナイト) Evolution Mini-7 U字ロック&フレックスケーブル」に付属されているケーブルと同じものです。

この1000円台というお手ごろ価格帯のワイヤー鍵の中で最上位と言ってもいいレベルと思われます

今回はEvolution Mini-7に付属しているものを購入しましたが、U字ロックと同時レビューが難しいためケーブル単体でのレビューをしたいと思います。

このケーブル自体に鍵はついていないので、別途南京錠タイプを購入するか、U字ロックと併用する形になります。

第一印象はしっかりとしたケーブルです。クリプトナイトのブランドに恥じない極太で頼りになりそうなオーラがかなりあります。価格はそれなりに高く1900円代とパルミー二個分。それでもこのブランドを買うと思いえば安いかもしれないですね。

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全長が1200mmあり、地球ロック用と思って間違いないです。直径約350mmの輪で過去にもこの長さの鍵がありましたが通常用途では十分使いやすい長さです。

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ちなみにケーブルの端っこはこんな感じになっているので、重ねて留めるか、U字に通す使い方になります。

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先端のカバーをずらしてみました。ガッチリ挟み込まれていて当たり前ですが引っ張ったぐらいで抜けることはなさそうです。安心感ありますね。

 

「実験」

さあ実験!ワイヤーロックということで警戒しています

まずは、家庭用のニッパーでチャレンジ

外側はビニールなので余裕でジョキジョキ切っていきます。ほんの数秒でワイヤーに届きました。

このロックは価格が高いだけあってさすがです。数本のワイヤーを束ねて、さらに捻ってあるんですね。これは切りにくい、、ワイヤー同士の重なり密度が高くニッパーでまとめ切りができません。1本1本切るにも刃が1本だけを摘むのが困難です。とそんなことをしている間にリミットの10分が来ました。

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半分ぐらいは切れているでしょうか。この状態にまでなるとワイヤー1本を摘むことがほぼ不可能です。15分まで粘りましたが安いニッパーではこのあたりが限界のようです。

次に、小型工具であるワイヤーカッターに持ちかえます

過去ワイヤーロックはすべてここで敗北しているので少々不安。クリプトフレックスケーブルは外側のビニールが薄いのでワイヤーカッターも刃が入りやすいですね。太さ的にはケーブルが大きすぎて刃が噛まないので少しづつ切っていきます。ワイヤーカッターの刃の形状はとても優秀で、束ねてあるワイヤーもしっかり食いつきました。バスッバスっと約3分ほどで無事切断。

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結果、ワイヤーカッターの前では他のケーブルとさほど変わりませんでした

とはいえ、数秒ではないので耐えている方だとは思います。

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ケーブルの切断面です。この切断面は350mmの中型工具のボルトクリッパーで約30秒ほどで切断したものです。ワイヤーがびっしり!

過去に切断実験をした「DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ダイヤルコンボワイヤーロック」と比較してみます。750円と1900円の差はワイヤーの太さの差と言っても大丈夫なほど違いがはっきりしています。

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ダイヤルコンボワイヤーロックはワイヤー径は約4mm、クリプトフレックスケーブルは約8mmで倍近いです。この差がニッパーで十数分の時間をかければ切れるのか、その場で諦めさせるのか、の違いのようです。

 

B ブロンズ「一瞬なら目を離せるかも」

想定内ではありますが、ワイヤーはワイヤーでした。ワイヤーカッターの前になにもできなかったというのが印象です。見た目のごつさから、気の迷いで行動している自転車泥棒には有効ですが、窃盗団には無効だと言わざる終えませんね。

ドッペルギャンガーのダイヤルコンボワイヤーロックと比較対象になるかと思いますがワイヤーの太さの差が2倍近くあるので間違いなくこちらのほうが強力。

一方、格上のtateとの比較ですが、あちらはワイヤーカッターでは切断できなかったので、tateより格付は下になります。

格付けとしては、Bのブロンズになります

もちろん、これよりも弱い南京錠で施錠していた際はこの限りではありませんが。

この鍵を単体でメイン使用することはおすすめしません。

あくまでワイヤーなので、簡単に切断されることを前提として、サブとして地球ロック用、またはパーツ保護用として利用するのがおすすめになります。

メイン利用であれば1分以内に戻ってこられる範囲がよいでしょう。また、強力なU字ロックとの併用をおすすめします。それ以外では、数分、数十分離れるときは、もっと強固な鍵を使うべきです。

やはり高級自転車をお持ちの方は、有名なU字ロック商品での地球ロックが間違いないということでしょうか。 同封されているU字ロック本体も格付しているのでよかったらどうぞ。